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万バズした「楽に絵を描く考え方」で僕が本当に伝えたかったこと

こんにちは。
雰囲気のいいカフェが好きなReLです。
緑が多いお店とかだと
お絵描きも文字書きも捗るというものです☺


先日、ありがたいことにTwitterで
僕の↓このツイートがいわゆる”万バズ”をしました。
ありがたや…😇🙏🙏🙏


数分でインプレッションが1000単位で増えて、
今までにない勢いで拡散されていったのでビビりました🤣
「おぉ…これが万バズか…!」って感じでしたね。

拡散力しゅごい

まぁ広く拡散されるのは良いんですけど、
Twitterって課金してなければ一つの投稿の
最大文字数が140文字までという制限があるので、
この手のツイートはどうしても
伝えたかったことの要約になってしまうんですよね。

僕が伝えたかったことは
当然このツイートだけではすべて伝えきれていません。

なのでこの記事ではツイートだけでは
伝えきれなかったことを解説していきます٩( 'ω' )و



絵師みんな創造神。
ありあえない光源も「光あれ」で万事解決


光あれ…!

イラストを描くという行為って、
僕は大げさじゃなく絵描きによる”天地創造”だと思っています。

キャラクターを中心に据えて、
そのキャラのための世界を創り出すのもあり。
背景を主役に立てて、
キャラと背景が調和した世界を創り上げるのもあり。

イラスト一枚一枚が絵描きによって創造された
”一つの世界”だという認識です。


ということは、自分が生み出す絵にとっては
自分こそが絶対の創造神なんですよ。

  • キャラの顔は一番明るく目立つように謎の光を当てておこう。
    なんの光かって…?知らん。

  • 背景寂しいな。じゃあモブを数体生み出そう。

  • 髪をもうちょっとフワッとさせたい。
    よし重力を弱めてしまおう。

  • 構図的に斜めになってた方がいいな。
    なら地軸を傾けちゃえ😜

自分が創造神なんだから、細かいことは無視。
物理法則さえ思いのままです。
「リアルじゃそうはならんやろ」なものも
すべて表現として成立するのが絵のいいところですよね。

自分が描く絵では自分がルールです。
このことをお忘れなく。

顔を照らす謎の光源も、重力に逆らう長髪や巨乳も、
自分が描きたいと思うなら
理屈など関係なくすべて「アリ」なんです。



背景こそ模写しよう。
無理なら無かったことに


描けない、もしくは描く気が起きないなら…
秘技・クシャクシャポーイ!

描く難しさで言ったら、背景よりも
キャラクターのほうが描くのは難しいんです。

だけどキャラって多くの人が
背景よりも特段の興味や注意を払って
常日頃から「観察」してるので、解像度が高いわけです。
さらに描き方の講座や解説も充実してるという状況。

だから難しくても描けるし、情熱があるので
上手く描けなくてもめげにくいものです。


じゃあ背景は?というと、
いつも興味や注意を払って観察してる人ってあまりいないでしょう。
キャラクターイラストをメインに描くのであれば特に。

「人よりも風景が好き」という人なら描けると思いますが、
そうでなければ普段意識しないから
描こうと思っても描けないんですよね。

キャラと違ってそこまでの興味や情熱が宿らないので、
上手く描けないとめげやすいものです。


だからこそ、自分の頭の中からひねり出すんじゃなくて
写真を参考にして模写すればいいんです。
身近な風景をスマホで撮影してもいいし、
ネットで見つけてきた画像を参考にしてもいいでしょう。

それでも特徴を捉えるのが苦手でどうしても描けなかったり、
そこまで描くモチベが出ないこともありますよね。
キャラクターイラストでは
背景はそこまで重要ではない場合も多いです。

そんなときは、いっそ無かったことにしてしまえばいいんです。
自分がルールなんだから、
背景の有無だって自分の意志一つですよ。



人の絵と構図被っても無問題。
四国とオーストラリアも被ってる


細かいことは気にしなーい

これTwitterでめちゃくちゃウケたみたいです。笑

「四国とオーストラリア」というフレーズが
トレンド入りしたことで万バズに繋がったようで、
リプライや引用RTでも
「めっちゃ笑った」「朝から味噌汁吹いた」
など、爆笑したという反応をいただきました🤣

そうなんだよ…大自然が作り出した地形ですら被るんだよ…
だから構図被りくらいどうってことない些細な問題だよ。

ってことを言いたかったわけです。


実際問題、誰かの絵と構図が被っても何ら問題はないんです。
構図に著作権があるわけではありませんからね。
もし構図に著作権があったとしたら
棒立ちの正面絵ですら誰も描いてはいけない
ということになってしまいます。

というか、キャラクターイラストなんて
アナログ/デジタル、公開/非公開を問わず
すでに世界中に何億点とあるわけですよ。
そのすべてと構図が被らないものを描こうなんて、
土台無理な話だと思いませんか?

構図被ってないかなー大丈夫かなーなんて
一々調べることはできません。
ネットに公開されてない絵にいたっては
調べようがないですよね。

そんなこと気にしてたら誰も何も描けません。


と言っておいてなんですが、
誰かの絵と構図が丸被りすることって
現実にはそうそう起こらないことですよ。

特定の構図で描くことを指定された企画絵とかでもない限り、
現実にはまったく意図せず誰かの絵と
構図がピッタリ一致する可能性は限りなく低いものなんです。

トレパクでもすれば別ですが、
そうでなければどこかしらに差異が出てきます。

  • 顔の角度

  • 目線

  • 表情

  • 髪のなびき方

  • 腕や脚の角度

  • 手の形

  • etc…


まとめると、
誰かの絵と構図が被っても別に問題はないし、
現実には意図せず構図がピッタリ一致するなんてのは
起こる可能性が限りなく低いものです。

つまり「気にすんな」ということ。

起こる可能性が低いものを気にして
絵を描くのをためらう必要はありません。
万が一被ったとしても、わざとじゃなければ
被った相手も同じ絵描きなので分かってくれます。

相手だって自分の絵が
誰かの絵と被る可能性があることくらい
分かってるから大丈夫ですよ。



パースは少しくらい狂っててもOK。
世界の方がよっぽど狂ってる


「えっなにこれ狂ってる…」

これもTwitterでウケた言い回しです。

「世界の方が狂ってるなら
 大抵の些細なことはどうでもよくなる」
という反応もあったので、
いい感じに吹っ切れるのかなと🤣

でも、事実ではないでしょうか?


実際、Twitterを眺めていると
日々狂ったニュースが流れてくるものです。

どこかの国でビルの床がいきなり抜けただとか、

洗濯機と熱い一夜を過ごした男性の話とか(もはや意味不明😅)、

写真を撮りたいからという理由で
非常停止ボタンを押して電車を止めてしまう人とか。。

そういうニュースを見るたびに
「いや~今日も世界は狂ってんなー」って思うんですよね。
それと比べたら自分の絵のパースや仕上がりが多少狂ってたとしても
大した問題じゃないって思えてきませんか?


正確に描くことにこだわる人、いますよね。
完璧主義の人に多いかも。

悪いことではないんですけど、
絵って別に正確じゃなくてもいいんです。
”それっぽく見える”ことのほうがよっぽど大事。

正確さにこだわると高い確率で沼るんですよ。
それでいつまでも次に進めないくらいなら、
目を瞑って突き進んでしまった方がいいです。

↓この記事でも解説しているように、
完璧を目指すよりもまず完成させることが大事。

「ちょっと変だな…
 でもせっかくここまで描いたんだし
 今から修正するのもなぁ…」

なんて思ってるなら、そのまま完成させた方がいいです。

その絵では「違和感に気付けた」だけで大きな収穫ですよ。
その気付きを別の絵でリベンジすればいいんです。



あなたの絵はあなたにしか描けない


絵描きみんなオンリーワンの存在

これは心に響いたという反応が多かったですね。

「元気出た」
「勇気をもらえた」
「自己肯定感ドン底の自分の心に染み渡る…」

などの反応をいただきました。😇


自分が描く絵は他の誰にも描けない

これは紛れもない事実です。

同じテーマで絵を描いても、
誰かとまったく同じ絵になることはありません。

顔立ち、線画の細かさ、色選びなど、
感性やこだわりが人それぞれ違うので
同じになるわけがないんですね。

つまり絵描きは一人ひとりが唯一無二の存在なんです。


作品を生み出せるって、それだけで素晴らしいことですよ。

「自分の絵、誰かの二番煎じになってない…?」
なんて考える必要はありません。
みんな自分にしか生み出せない絵を描いてるんです。

存在するかどうかも分からない
架空の「誰か」に意識を飛ばすよりも、
目の前で生まれつつある自分の絵に意識を向けてください。

あなたの絵にとっては、あなたこそが創造神なんですから。
そしてその絵が誰かの好みや癖に刺さるわけです。
それってめちゃくちゃ幸せなことだと思いますよ。



まとめ


楽に絵を描く考え方について
僕が言いたかったことをお伝えしました。

気楽に絵を描けない人に共通してるのが
「気にしすぎ」ということなんですよね。


自分が描く絵は自分がルールなんだから、
何をどう描こうが自由です。

メインのキャラさえ上手く描けてれば
背景はキャラを引き立てるための飾り。
写真の模写でもいいし、省いてしまってもいいんです。

構図被りなんて気にしても仕方ありません。
被らないように…とかやりだしたら発狂するし、
被ったとしても意図的なトレパクでもない限り
相手だって理解してくれます。

パース、構図、仕上がりなど、
多少変でもそのまま完成させてしまえばいいんです。
変だということに気付けただけで御の字じゃないですか。
その気づきを次の絵に活かせばいいんです。

そしてあなたの絵を生み出せるのは、あなただけです。
他人にあなたと同じ絵は描けないんですから、
人のことは気にせず自分の絵に向き合ってあげてください。

もっと気楽に考えて、どんどん絵を描いてくださいね!😆

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