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水着イラストもごまかさずに描ける!見た人の目を釘付けにするような女の子の胴体を描く方法

Twitterを眺めてると水着を着た女の子の
素敵なイラストがいっぱい流れてきて眼福なReLです。

夏になるとこういうイラストが増えるのは恒例ですよね。

そんな水着イラストを魅力的に描くためには、
普段は服で隠れている胴体をきちんと描けることが大事になってきます。

絵をある程度描けるようになってきた頃に
胴体を上手く描けたらワクワクドキドキしていたのはいい思い出。

…が、女の子の胴体、上手く描けるでしょうか?
こんな悩みを抱えてないでしょうか。


  • 胴体をどう描けばいいのかまるで分からない

  • 腰のくびれの位置が分からない

  • 胴体の幅ってどれくらいがいいの?

  • 何も見ずに描くと土偶みたいになる…

  • いつも服を適当に被せて体型を
    ごまかしてるから薄着や水着の絵を描けない

  • ナイスバデーを描きたいのに、いざ描くと
    ひっどい体型になってクシャクシャポ-イしたくなる
    ヽ(`Д´)ノ


…うん、これ過去の僕だ。😂

水着やへそ出しルックの女の子を描く上では
綺麗なボディラインを描けることが必須と言ってもいいわけですが、
これが中々難しいんですよね。

というわけで今回は女の子の胴体の描き方を解説していきます。
複雑な形をしている胴体も、
パーツ分けして考えれば難しくないんだということが分かるはずです٩( 'ω' )و


胴体も実はパーツ分けできる。
3つのパーツに分けてポイントを解説!


まず胴体を上手く描けない人の特徴として、
胴体を単に

_人人人人人_
> 胴 体 <
 ̄^Y^Y^Y^Y^ ̄

としか捉えてないということが挙げられます。


人の胴体の形が大きく変わる場面を
僕らが見慣れていないというのが大きな理由ですね。
当たり前です。
普段、人の胴体って服で隠れてますから。

でも実際にはお腹の辺りで前後左右に曲げたり
ひねったりできるわけですから、

お腹の辺りに大きな関節がある

と考えることができるんです。

これが絵で胴体を描く際には大事な考え方です。

というわけで胴体は以下の3つのパーツに分けて考えます。

  1. お腹


1. 胸

胸は肋骨の形を意識してください。
鎖骨の付け根から始まり、肺を覆いながらみぞおちまで繋がります。

意外にも、大きさも幅も頭部と同じくらいになります。
もちろん現実の肋骨はもっと大きいですが、
イラストで女の子を描く場合にはこれくらいの大きさが最適なんです。

角度は真正面ではなく斜め上を向くようにしてください。

肋骨が真正面を向いていると
女の子らしい体つきにならない
どころか
猫背になってしまうので注意です。


縦方向の大きさに関しては、みぞおちが
2頭身目に来るように描くのがポイントです。


2. お腹

ボールが収まってるイメージで○を描きます。
お腹はこれだけ。

胸と腰をつなぐ球体関節のようなイメージを持つといいでしょう。
○を描くだけなので地味ですが、
これは胴体にポーズを取らせるときの軸になるので結構大事です。


3. 腰

ボールと重なるように丸っこいハートの形を描いてみてください。

これが鼠径部(そけいぶ)と股間の位置のガイドになります。

肋骨とは逆に斜め下を向かせるのがポイント。
肋骨が斜め上を、腰が斜め下を向いてることで、
横から見たときに背中のS字カーブが生まれます。


3頭身目辺りにハートの底が来るようにします。

この時点で各パーツのバランスがおかしくないか
チェックしてみてください。
もしハートの底が3頭身目に来なければ、
どこかのバランスが崩れているので根気よく直していきましょう。


全体を通して

腰パーツのところでも触れましたが、
斜めや横からの構図の場合は
肋骨と腰のハートが向いてる角度の差によって
背中にS字カーブができることを意識します。

この大きなカーブによって胴体が一気に女の子らしくなる

女の子の胴体を描く上では、このS字がとても大事になってきます。
上手く描けないときは、お腹のボールを中心として
肋骨と腰のハートの角度を変えてみるといいでしょう。


肋骨、お腹のボール、腰のハートと描いたことで、
胴体の原型となるアタリはできたはず。

あとはこのアタリにそって胴体を描けばいいわけですが、
自然とくびれの位置が決まってることに気付いたでしょうか。

3つのパーツをバランスよく描けてれば
ボールの中間付近の位置にくびれができます。
これでもうくびれの位置に迷うことはなくなるはず。💡


最終的にはこうなる


胴体のポイントはこれだけじゃない。
描けば描くほど他のポイントも見えてくる


胴体って見る方向によって大きく
見た目が変化するし、面積も大きいパーツです。

ちゃんと描けるようになると
水着イラストはもちろん、
服を着せた状態のイラストの魅力も大きく上がります。

腰回りもポイントが沢山あるので、いつか別記事で解説したい…!


今回は胴体の基礎の基礎ということで、
3つのパーツに絞って解説しました。

もちろんポイントはこれだけじゃなくて
もっと沢山ありますが、
ひとまずこの3つのパーツを押さえれば胴体は描けるようになります。


ぶっちゃけ、胴体ってキャラのラフを描く際に
素体を描くことで練習し放題なんですよね。

ラフの段階で素体を描く癖をつけておけば、
最終的には服を着せて隠してしまうとしても、
描いたことが経験値になるので決して無駄にはなりません。

描けば描くほど、今回解説したことは
頭の中でできるようになっていきます。

それと同時に細かい部分のポイントも少しずつ分かってきますから、
どんどん魅力的な胴体を描けるようになっていきます。

頭の中で思い描いた理想のポーズを
そのままイラストにできるようになったら最高ですよ。😆
ぜひ挑戦してみてくださいね!


おまけ:水着のフルカラーイラストを描きました


記事を書いたのが夏で
ちょうど水着のイラストを描いていました。

上で解説した基礎を大事にして描き続ければ、
頭の中で3つのパーツを自在に動かせるようになるので
いずれこういう極端なアングルの胴体も描けるようになります。


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