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ノベルゲームをあまりしない人が『トガビトノセンリツ』を遊んだ

ケムコ社から販売されたWii Uのノベルゲーム『トガビトノセンリツ』をクリアしました。

私自身ノベルゲームはSFCの「弟切草」くらいしかプレイしてこなかった人間ですが、中々楽しかったので感想でも綴ろうと思います。

ネタバレしないよう配慮して書いてます。

■トガビトノセンリツとは

2011年にフィーチャーフォン向けに配信され、その後Android/iOSに移植された作品です。

管弦部が合宿中に謎の人狼風のデスゲームに巻き込まれ、命の取り合いをやらされているうちにキャラクターの心情や心理が明らかになっていき、何かしら闇を抱えていることが分かっていきます。

私の紹介よりも詳しくは公式サイトをみるといいと思います!

(^ω^)<Wii Uもあるよ

選択肢はありますが、基本的に即バッドエンドに行くかどうかでストーリーは一本道です。

したがって絶対に助けられないキャラもいます。

最大の特徴は1週目は主人公の和馬視点で進んでいきますが2週目は各キャラの心情や行動が追加されていきます。

あのキャラは嘘をついていたとか、殺意をもっていたとか…この2週目でキャラクターに対する見方も大きく変わっていきます。

特に最後に追加されるエピソードは1週目に感じた感情と大きく変わりますので是非見てほしい。

あ、1か所本編で結構キツイ描写があります。

まぁ、バッドエンドは大体キツイけど、特にバッドエンド6

絵では流血表現はほぼありませんがテキストで中々つらい描写が。

私は1週目絶望しました。

「あ、え…?えっ…これバッドエンドでしょ…??

え、このまま進むの?正しい選択でこれ?

……………嘘だ…ウソタ゛ーーーーー‼\(^o^)/」

その部分は2週目やるとまた感じ方が大きく変わるので何とかやりきってください。詳しくは言いません。

でも1週目だけで終わらせておくにはあまりに惜しいです。


■膨大なWEBコンテンツ

クリア後にwebコンテンツなるものを知ったので見てみました。

ここではキャラが本編に起きた出来事を知っているかつ自分たちがゲームのキャラクターであることを分かったうえでチャット的に会話します。

キャラが物語の世界を超えて会話することは好みが分かれるところかもしれないですが、私は本編の暗い部分を読んできていたのでこの愉快でふざけた会話が本編で死ぬか殺すか生きるかやってきた物語のつらさを中和してくれて大変良かったです。

かなーりネタバレを含んだ会話してるので2週目やった後に見ることを強く、つよーくオススメします。

それはそれとして蓮ちゃんかわいい。なぁ和馬?画像1


ケムコ社のアドベンチャーポータルサイトではスタッフの開発日記みたいなものが大量にありそれを読むのも中々面白いです。

キャラの裏設定、人気投票企画、大人の都合で差し替えされたあるキャラの過去エピソードが公開されています。

こちらもネタバレアリアリの世界なので2週目プレイ後に見るのをオススメします。

しかしこの開発日記の量がなかなかに充実していて読み終わるまでにめっちゃ時間がかかりました…!

開発スタッフによる裏設定的な話は割と好きです。

あと毎年スタッフがキャラの誕生日を祝われていて、それがこのゲームのファンにとってはとても嬉しいことだなぁって思います。

作品の垣根を越えて他作品のキャラともよく絡むのもケムコ社のアドベンチャーゲームの魅力なのかなと思います。

ここまで何が言いたかったというと、蓮ちゃんかわいくて大変好きなので良かったらみんなもやってみてねってことです。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。


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