【レポート】乗鞍ヒルクライム2023 1'04'31(年代別21th)

リザルト

Time:1'04'31(年代別21th)
PWR:ave273W(4.3倍、※63.5kg)

前日まで

目標は65分(あわよくば63分)切り。
富士ヒル後は燃え尽き症候群のごとく、モチベーションもあがらず。前年8月は高所の涼しい場所で練習した結果、8~9月の気温の高いレースに全く対応できなかったので、今年はTDふくしま・TDおきなわを見据えて、暑熱順化を優先した練習(低地長距離・低~中強度)。減量もさほど意識することなく(夏場に禁酒は難しい)、自然体で乗鞍に挑む。

前日はすることも少ないので、夜明け前に神奈川を出発して乗鞍まで下道で。山梨以降は南アルプスの景色も綺麗なので、長時間運転もそれほど苦にならない。
昼前に到着して、前日受付を済ませる。前日の刺激入れとして、観光センター前~休暇村まで3往復(1分走×3回、SST10分)で45分ほど。前年の乗鞍本番の調子が良すぎたので、相対的に体が重いように感じた(調子は悪くないはず)。
今回の宿泊地は会場から1.5hほどの伊那のホテル。予約が遅く、松本周辺で宿がとれなかったが、ノスタルジック?な感じの町で夏の終わりに良い感じ。レース前恒例のサウナには入れず、少し心残り。

レース当日

6時前に会場に付くが、駐車場は満車状態。親切な方にお声がけいただき、何とか駐車できた。年代別30代は8:30スタートにもかかわらず、5時頃には駐車場に到着していなければいけない。車でしか行けない場所にあの参加人数では、路駐等が発生することも当然想定されることで、事前予約(有料)とするなど、改善していただきたいところ。

駐車場~スタート地点まで軽くアップするが、調子は普通といったところ(Garminも±0の表示)。

スタート~三本滝

序盤は斜度も緩いので、三本滝くらいまでは集団にくらいつきたいところ。
しかし、心身ともに準備不足であり、ボケっとしているうちに「中切れ→350W以上で追いつく」という無駄なインターバルを数回繰り返す失態。富士ヒルのときのように「ここに向けてすべてをかけて準備してきた」という積み上げ(自信)がなかったので、どう動くべきかという判断がだいぶ遅れた。この上げ下げで早々に脚を使ったので、スタート後15分弱で集団から離脱する。その後は同じく集団から離脱した2~3人で三本滝まで。

三本滝~位ヶ原山荘

三本滝を過ぎたあたりで、後ろから5人程度の集団が来たので付かせてもらう。250W弱で終盤に向けて力を温存する。中間地点で30分程度。このあたりから集団のペースが少し下がったので、先頭に出るが、数人が離脱。冷泉小屋に到達するころにはほぼ単独走。何とか250~260Wくらいを維持する。

ところで、30代のスタートは一番最後の8:30。65分程度のペースで走ると、先行する100人以上は追い抜く必要があり、反対車線では下山も始まっている。「右行きます」と声をかけるとよけていただけるが、苦しいのか車線の真ん中をふらついている方も多い。ヒルクライムにしても速度差は大きく、稀に危険を感じることもあるので気を付けたい。

位ヶ原山荘~ゴール

序盤のインターバルが影響したのか、脚の筋肉に限界を感じた。ただ、何とか65分はきれそうだったので、最後の力を振り絞る。目標は達成したが、出し切ったという周りの参加者を見ていると、こんな中途半端な気持ちで参加してよかったのか、ともやもやが残った。

おわりに

結果を見ると、目標とする65分切りは達成できたし、昨年度から成長したともいえる。

一方で、乗鞍に向けてやりきったという感じもなく、こんな中途半端な準備で挑戦する意味があったのかという後悔も残る。7~8月は仕事が忙しく、やれるだけのことはやったともいえるし(乗鞍から帰宅して、しばらく疲労で寝込んだ。)、大会ごとに富士ヒルのときのようなレベルにまで仕上げろといわれてもなかなかできるものでもない。

長い間続けられる趣味としてどのように向き合っていくのか、少し考えなおしたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?