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📖暮らし×哲学

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今よりすこし、いろんな面で”豊かな”暮らしを目指して、試行錯誤を綴ったエッセイたちです。メンタルが弱い人が一生懸命哲学しながら、考えたりしています。
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#カフェ経営

読書感想文「ゆっくり、いそげ」 良い人間関係をつくる仕組みの本

最近読んだ本、影山知明さんの「ゆっくり、いそげ」がとっても良い本だったので、その感想をメモしておくことにしました。 「カフェから始める人を手段化しない経済」というのが、もともとのタイトルになるのだけれども、個人的な理解としては、以下のような感じでした。 人のいいところを引き出す、人間関係のあり方・仕組みの作り方のお話。そして、そうゆう素敵な関係を気付ければ、経済も最終的にはもっとうまくんじゃない? つまりは、よく「利益」か「優しさ」かどっちかを選ばなきゃという議論がある

“あいだ”としてのカフェ

カフェを好きな理由は、カフェには”あいだ”的なところがあるからだとおもう。 ”あいだ”というのは、ぼんやりしていて、なにをしていてもいい、日常と日常の”あいだ”だ。 だとえば、だいたいの場所って、用途が決まっていることがおおい。美術館に行けばみんな美術を鑑賞しているし、オフィスは仕事をする場所だし、図書館は勉強したり本を読む場所だ。 べつに、そうゆうところで違う事をしていてもいい。 わざわざ美術館に出向いて友達とおしゃべりをしたっていいし、図書館で映画を見たっていいし

小さな小さなルイボスティーとクッキーのお店を作るまでの計画

お店をもちたいな、と思った。 思ってたのは、最近ぱっと思ったのではなく、1年くらい前にも同じようなことを思ったりして、でも、お金がないとか、コンセプトが決まらないとか、不安だとか、自信がないとか色々あって、結局やめてしまった。 だけれど最近になって、「やっぱりできるかもしれないな」と思うようになった。なんでだかわからないけれどたぶん、いろんか意味で元気になってきたんだと思う。(参考: メンタルが強くなった過程と実践したこと) だから、せっかく自分のなかでのタイミングが来