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【Day12】自分の得意なこと

自分の好きなところはまるで思い浮かばなかったけど、得意なことは書けそうだ。なぜかわからないけど、自分が出来ることは一応見えているのかな。でも読んでるくれている向こう側の人のことを考えると、「得意です」と立派に言い切っておいて、見方を変えれば…と見透かされるのが恥ずかしいので、裏を返せばとも書いておこう。

思い立ったが吉日、行動力の強さ

「こうしたい!」と思ったらすぐやらないと気が済まなくなる。いや、正しくは焦る。今日注文しないと売り切れちゃうかなとか、今電話しないと間に合わなくなっちゃうかなとか。彼氏から「芋まんじゅうが好き」とか聞いちゃった日には、可能ならその日に高速飛ばして、知ってるいいいお店へ買いに行っちゃう!みたいな愛の行動力。

転職先のキャリアカー運転手の給料が想像以上に安くてガッカリし、もっと稼げる運転手はないかと悩んでいた時、タンクローリーは給料がいいことを知った。さっそく求人リサーチを開始。しかし全然募集がない。
ある日仕事先に入ってきたタンクローリーを発見。今だ!と思い、思い切って見ず知らずのおっちゃん運転手に突然「仕事探しているんですけどありませんか」と声をかける。その時の私はタンクローリー常務に必要な資格を持っていなかったので、乙4と高圧ガス移動監視者を取得のための猛勉強。晴れて合格し、資格取得をおっちゃんに報告した。その後おっちゃんが会社に根回ししてくれ、おっちゃんに声をかけてから約4か月後に見事転職成功!みたいな必死の行動力。

自己満足と短期集中力で勝負

手先を動かす作業に関しては没頭しやすいようで、レジンでピアスを作ったり、パソコンで文字打ったりすることは、トイレへ立つのも惜しんでやりたくなることがある。「ここまでやりたい!」という気持ちにかられると、自己満足が満たされるまでが私に持てる集中力の限界。人に声をかけられても気づいていないことがあるみたい。

子どもたちが保育園の頃、キャラ弁が流行っていた。料理が好きなこともあり、子どもたちを喜ばせようとがんばった。のは建前上の話で、こんなのキャラ作ったった!すごい私!という自己満足と承認欲求のためにやっていた本音が半分である。

最初は「はなかっぱ」や「かわいいおかず」といった作りやすいものが多かったが、子どもたちの希望が「仮面ライダーシリーズ」や「ドラゴンボール」などのハイレベルキャラになった。

そんな難しいキャラ弁の仕込みは当日にやってられないので、前日から準備に入る。パソコンで希望キャラクターを印刷し、海苔に乗せて切り絵みたいにデザインナイフで切る。繊細で細かすぎるので、短気な私は発狂しそうにもなるがとりあえず落ち着いて。時計の針の音しか聞こえない空間で、ちまちまちまちま切り続ける。テーブルの上はカッターマットやピンセット、食用色素が広げられ、お弁当作りというより工作だった。

短気で不器用な私には、本来苦手なはずの細かい工程を、約4時間以上かけて集中力全開で2人分作っていた。自己満足とはいえ、お弁当を開けた時の子どもたちの表情やリアクションを想像すると、母なる私はがんばれた。しかし現実はその「食べられる芸術作品」をたいして愛でることもなく、子どもたちは容赦なく箸でぶっさしちゃうんだけどね。

得意なところの裏を返す

私の得意なことは裏を返せば、怪しい側面がある。行動力はあるんだろうけど、よく考えて行動しているつもりで実はツメが甘い。先のことに想像力が及ばず、思い付きで行動していることも多い。突発的であとからこうすればよかったと振り返ることも多々ある。行動力もうまく使わないと、ただの「無計画な人」で終わっちゃう。

短時間なら集中できるけど、それを日々コツコツ続けるということが苦手。単発の作業ならいいけど、毎日の積み重ねが続けられない。一瞬の経験は得られても、スキルや力は何も身につかない。作業に集中できても職人肌ではないのかなー。これでは売れない「一発屋芸人」みたいになっちゃう。

今の私にある行動力×集中力が、文字に書き出してみて計画的に行動する人×短時間集中でいいからコツコツ続ける人という形にアップデートできたら、本物の得意なところに近づけるのかな。
具体的にどうするかは…感情に委ねず、とりあえず手を動かすこと。

以上、自分の得意なところでした。


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