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【Day18】HSP的好きなタイプ・嫌いなタイプ

まずは嫌いなタイプから

私は自分に似たタイプが苦手。見た目でなくて、性格面で自分に似てる人は好きになれない
どういうタイプかというと、ハキハキしゃべる、いじってくる、早口、いじける、活動的。つまり私はこういった感じ。

悪いところではないのかもしれないけど、他人だとなんか居心地が悪い。
そういう人が現れると、すごくとっつきにくさを感じる。

長男はまさに私そっくりで、長男を見ているとイライラすることが多い。自分に似ているからこそ気持ちがわかるというよりは、嫌なヤツ~めんどくさいヤツだな~と思ってしまう。
長男には悪いと思うけど、長子は親によく似てしまう気がする。

私は長女。残念なことに私自身も、両親の嫌なところをしっかり引き継いでいる。
自分勝手で決めつけるものの言い方をする父親の要素。
悲観的でひねくれもの、甘え下手で人にうまくお願いできず、一人で抱え込んで勝手にイライラしているみたいな母親の要素。

反面教師は起こらず、見事両親の要素が私を形作っている。そんな両親のもとで育ったことが関係しているのか、HSPの特徴に当てはまってることに最近気付いた。

<HSPの特徴的な4つの性質>

■ D:Depth of Processing/深く処理をする
  簡単に結論の出るような物事であっても、深くさまざまな思考をめぐらせる
■ O:Overstimulation/過剰に刺激を受けやすい
  刺激に対する反応が強く表れやすく、疲れやすい
■ E:Emotional response and empathy/全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
  他人との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすい
■ S:Sensitivity to Subtleties/些細な刺激を察知する
  他の人が気づかないような音や光、匂いなど、些細な刺激にすぐ気づく

https://kenko.sawai.co.jp/mental-care/202103.html


自分に似てないけど嫌いなタイプ

これは誰でも思うかもしれないけど、次にような人たちはホント嫌い。

  • 自慢話や武勇伝を語る人
    ⇒こういう人に限って絶対大したことない。何とでも言えるだろうと思えちゃうし、マウントとりたい姿がみっともなくて、とっても残念賞。

  • 昔はよかった的な話を何度もしてくる人
    ⇒変化の激しい時代についていけない負け惜しみにしか聞こえない。ついていけないなら小さく収まっておけばいいのに、時代遅れの終わった話を聞いても未来につながらない。

こうしたタイプは会社で出会った人たちで、みんな親ほど年の離れた人たちばかり。本当にすごいかどうかは、あなたたちの自己申告的な自慢話から判断するんじゃなくて、行動で見せてもらいたいんですけどって感じ。
カッコいい人は口で説明しなくてもカッコいいし。

そんな風に感じてしまう人たちに出会った経験から、上記にあてはまる人は非常に苦手と感じる。こんな時ばかりは、HSPの共感力は現れず、ただただ疲れてしまう。

嫌いなタイプを踏まえての好きなタイプ

私は自分と逆のタイプが好き。一見すると合わなさそうなのかもしれない。普通は自分と似たタイプの人の方が気が合いそうだけど、私はHSS型のHSP。私の場合はそれが逆効果になる気がする。

<HSS型HSPの特徴>
・好奇心が強く行動的だが飽きるのも早い
・周りからは明るく活動的とみられることが多い
・外出は好きだけど、人ごみや騒音などで消耗する
・チャレンジすることが多いが、小さなミスも引きずることが多い
・初対面の人とはすぐ打ち解けるが、次第に距離ができることがある

https://works.litalico.jp/column/mental_disorder/018/

おっとりしている、のんびり屋さん、おおらかな人、相手の失敗に寛容な人、人任せ、そんなタイプの人の方がうまくいく。だから次男とは気が合う。怒れてくる時も、ヘラヘラ笑ってごまかしながら頼み事をしてきたり、絶えず私に話しかけてくる。そうするとイライラした気持ちがいい意味で消沈して、許してしまう。

もちろん私は人に対してそんな接し方はできない。長男も素直さに欠けるし、変に気を遣ってしまう性格なので、笑ってごまかすなんてやり過ごすことはない。自分にそっくりでかわいそうになる。次男は見ていて自分にない要素を持っているので、微笑ましくてかわいく思えてくる。

友達や彼氏もゆっくりした感じの人が多かった。せっかちで予定をギューギュー詰めにする私なのに、おっとりしている人の方が一緒にいて癒され、居心地が良かった。

親の姿って人間の姿として最初のお手本。その姿の中に「おっとり」とか「にこやかに返す」みたいなお手本が私にはなかったから、やり方がわからなかった。真逆のタイプの人を見ていると「そういう態度になるんだ」と純粋に受け取れることがある。

ないものねだりはしない

好きなタイプの人に共通するのは、自分にないものを持っている人
それは、仕事で成功している人とか尊敬できる人、といった要素より性格面での特性。それらの方が私にとって大事なのかなと最近思い始めた。

私は怒りっぽい性格や細かいことを気にしてクヨクヨすること、飽きっぽいことや疲れやすい特性を直せない。だからそういった特性がないことがすでに尊いと思うようになってきた。

私みたいに大したことでもないのにすぐ怒ったりしなければ、ムダなケンカもしなくて済むし、穏やかな時間が多く過ごせてとっても素敵。疲れやすいのに時間がもったいなくて、ちゃんと休まない私にとっては、のんびり過ごすことに罪悪感を感じる。

でもたまには朝寝坊してしっかり心身ともに休むことや、ボーっと過ごす休日も悪くないことを教えてくれる。自分自身のHSS型HSPの特性とうまく付き合うには、どんな人が身近にいるかが重要だと思う。周囲の環境になるべく好きなタイプの人が多くいた方がHSPの場合は特にラク。

好きなタイプの人の特性を無理に取り入れようとは考えない。ないものねだりはしない。だけど、自分にはない要素を持っている人は魅力的で、私にとって物事のとらえ方や振る舞い方のお手本になるから、これからもたくさん見たい。

以上、HSP的好きなタイプの・嫌いなタイプでした。

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