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映画「杜人(もりびと)」の紹介文

いま、映画「杜人(もりびと)」の自主上映会が広まっています🎥

私は3年前、友達に誘われて、杜人・矢野智徳さん代表の大地の再生講座に参加しました。
そのため上映会を開催する団体から紹介文をご依頼頂いたので、ここに掲載します。

ご興味のある方へ😊

■以下、紹介文■

2020年秋、縁あって大地の再生の講座に参加した。
代表の矢野さんは淡々と語る素朴で物静かな方だが、その実力とカリスマ性は、全国にお弟子さんがいることや各地から受講に来る人々がいることで納得がいく。

それ故に、死にかけている土地を生き返らせるために、彼もまたあちこちから呼ばれるのである。

自然界の声を聴き、敬意を払う在り方は、まさに現代のリアルナウシカであり、あらゆる生命の代弁者である。
本来、日本人は自然の声を聞くことができると言う。

矢野さんが大学で学んだ自然地理学と長年の造園業で培った手法は、シンプルながら自然の理に適ったものだ。
風の通り道を作り、そこに水脈を通らせることで、荒れた土地が息を吹き返す。

風の通り道は草木が教えてくれる。私たち人間は風で反るところを刈るお手伝いだけで、あとは風の仕事だと矢野さんは言う。
また彼は、水脈を「感覚的な眼」で見ているようで、スコップやクワなどで的確にそこを掘り起こすのだが、私たち素人は肉眼で分かる地面の微かな溝を頼りに掘り起こす。
そして後はミミズや微生物に任せるのだ。

場合によってはイノシシなど夜行性の
動物がその溝を歩いて更に手を入れてくれる。
それを矢野さんは「神の使い(自然界)が手伝ってくれた」と嬉しそうに言うのである。

普段「害獣」呼ばわりされている野生動物が、一転、神の使いになるのだ。
これこそ本当の共存ではないだろうか。
イノシシが神の使いなら、鹿も熊も、また牛や豚さえも神の使いだろうと思う。

自然災害は人災という説もあるが、
私も個人的にそのように思う。
地球という船に乗り合わせている私たちも、矢野さんのように自然界に対して謙虚になり、様々な動物と助け合いながら地球を生き返らせるために一役買おうではないか。

#杜人 #もりびと #大地の再生 #上映会 #矢野智徳

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