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安田生命100周年記念バッジ

 明治安田生命保険相互会社。筆者は、旧安田生命個社としての採用で最後の期にあたる総合職入社です(平成15年、2003年入社)。上の写真を見ても、明治安田生命社長の同期入社(旧安田生命入社)の方でも、ピンとこないアイテムなのだろうと思います。安田生命100周年の記念バッジです。「安田生命100周年」の話を聞いたのは、2002年6月。北新地の居酒屋の個室で、安田生命大阪総務部のH部長の口からの一度きりです(下記に記す件以外では、という条件付きですが)。H部長なら上のバッジをご存知かもしれません。そのバッジをなぜ、筆者が持っているのか。ことは、2003年6月にさかのぼります。

 2003年6月。西武恋ヶ窪駅の駐輪場で、筆者は自転車を出そうとしていました。駐輪場の管理人の男性に声をかけられました。ちょっとしたやりとりの後、こう続きます。

「今の会長は誰?」
「大島会長です」
「そうなんだ。アイツはよく車の中で怒られていたよ。社長は?」
「宮本社長です」
「アイツが社長になったのか。要領のいいやつだった」

 Wikipedia等で歴代社長を調べるのは容易だと思いますので、そのまま再現しました。駐輪場の管理人の男性は、安田生命の専務の運転手だったのです。今は鬼籍に入られましたが、ご遺族から喪中欠礼のはがきを受け取るまで年賀状のやりとりをしていました。筆者が安田生命の新入社員だということがわかったのは、社員バッジです。訪問販売での一幕でした。この方に気に入られて、その場で携帯電話を貸すように求められ、その求めに応じました。そらんじたプッシュホンの番号をおすと、安田生命OB(支社長経験者)の自宅へ、ツーカーのやりとり。

「なかなかの好青年だから、会ってやってよ」

 あまりにできすぎた話なのですが、紹介されてご自宅にお邪魔しました。

 2003年4月1日付で入社し、2003年8月6日付で早期退職。
 就職氷河期に「大きな会社に総合職入社」というと聞こえがいいのかもしれませんが、死ぬほど大変ですよ、入社した後も。でも、死ぬほどの経験をしたからこそ、その後の人生があります。写真の「安田生命100周年記念バッジ」は、紹介された安田生命OB(Kさん。故人)から、退職後に改めて(翌年の)2004年にお邪魔した時にいただいたものです。「武藤頼尚」という名前を仮名にして、また世に出たいという話をしたのもその時(2004年)が初めてでした。

 たった4ヵ月間ですが、非常に濃い、かけがえのない時間を過ごしました。「安田生命」とは、筆者にとってはそんな時間です。訪問販売は確かに大変な経験でしたがライブハウスとの出会いは、欠くべからざる一つです。

「お店を開いたばかりだから遊びに来て」

 国立地球屋との出会い。それは訪問販売でした。そのライブハウスでの最初のライブの演奏者は、ノリオさん。ノリオという名前を楽器と歌唱にあわせて、ステージも観客もノリノリに盛り上がる。そんな至福の時を過ごしました。ステージと観客が一体となって「音楽」を楽しむ。コロナ禍の今では、「危険な行為」とされていますが、国立地球屋は、そんな中でも、事業継続の意思をもっている(2021年8月)、と、店主にLINEで意思確認をしました。コロナ禍の中、新型コロナ感染症対策は2020年の初期の段階から対策をし、目下、お客さん・ミュージシャン・スタッフ・・・・・・医療と安心・安全のために休業中です。

 実のところ、筆者自身は、2020年4月頃には、「持病があるのでお店に行けません」と伝えて、理解を頂戴しています。ワクチン接種も、年代的(41歳)にも家族形態(非婚)を考慮しても社会的地位(従業員なしの個人事業主)に鑑みても、日本社会や日本経済のことを考えれば、筆者の優先順位は劣後します。

 筆者(東京都町田市)の町田市では、ワクチン接種の優先順位を7つのクラスに分類し、筆者は5番目(9月に2回接種予定)。子どもへの感染も報告されるデルタ株の「3度目のワクチン接種」では、子どもへの安全性が確認できれば、筆者はおそらく優先順位としては後になるでしょうし、そうするべきだと思います。「好青年」と言われるほどには筆者にもモテ期が四度ほどありましたので、「非婚」という選択肢をとったのは、筆者がその責をおうべき人生の選択です。

個人事業主(「職域」という選択肢がおそらく得られない)という働き方を選んだのは、「安田生命」を自己都合退職するなりの事情が背景にあるのは確かですが、それほどの思いを肯定的に捉えられるほどには、世の中こういうものだという理解ができました。

 それにもかかわらず(dennoch、独語。デンノッホ)!
 私は、「ライブハウス」にまつわる「音楽文化」を守りたい。

https://www.youtube.com/channel/UCJoS20h5qYRnE8nDeLN7ycQ

 「ライブハウス」という世界を人数限定・無観客という中で、「配信」というスタイルを模索した国立地球屋。「国立」は、「くにたち」という地名です。「国家の税金が投入されている『ライブハウス』」ではありません(笑)。演奏にハマって携帯会社から巨額請求をされても筆者は一切の責任はおいませんが(笑)、PCで通信料を気にせずに視聴することが可能です。

 「ライブ」ではないと伝われないモノがある。しかし、国立地球屋は、新型コロナ感染症対策を最優先にして、「休業」という選択をとりました。カンパの受付もありますが、現時点(2021年8月24日17時)で口座番号を公開するのはやめておきます。休業していても、「ライブハウス」をコロナ明けに再開するまでに、機材に電気を通したりする資金も必要です。

 筆者は、明治安田生命保険相互会社とは、利害関係者にあたりません。

 ↓拙著。いわゆる「公安のスパイ」(2006-2018)をやっていました。
安田生命保険会社の新人研修では大失敗をやらかしましたが、
転んだところが安田生命保険会社で良かった、と思います。

 たぶん、警視庁か神奈川県警は信頼関係構築を目指しているでしょうね。
 明治安田なら。





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