脚本アーカイブスシンポジウムに参加して

先週2/14(日)に脚本アーカイブズシンポジウムというものにオンライン(zoom)で参加しました。これは文化庁が主催で、番組における大切な文化資産となる脚本や台本を後世に継承させていこうという意図から行っているものの一つです。
まず、そもそもこれをなぜ知ったのかについてですね。僕はドラマが大好きで、たまたまドラマの記事を見ていたら執筆者に「早稲田大学文化構想学部教授 岡室美奈子」とありました。早稲田の文構の先生がなんでドラマの記事を書いているんだろうと思って調べてみました。そしたらなんとその先生がドラマを研究しているとのこと。その先生のTwitterも出てきたので早速フォローしました。その先生がツイートしている中にこの脚本アーカイブズシンポジウムの宣伝が出てきました。これに興味を持ち、参加に至りました。
今回は2部構成で、特に2部が本当に楽しかったです!脚本家の大石静さんやTBSドラマプロデューサーの磯山晶さんをゲストに迎え、大学の先生方とゲストでドラマ制作や脚本についてトークするというもので、ドラマファンの自分にとっては最高の時間でした。本当に色々なお話を聞くことができ、密度濃い時間を過ごせました。「大恋愛(2018秋クール)」は元々、姉妹で1人の男を取り合う話だったけどキャスティングがうまくいかずあのストーリーになった、「アンナチュラル(2018冬クール)」は「きらきらひかる(1998冬クール)」のような作品を久しぶりに見たいということで制作された、大石さんの脚本は自身の人生観(男は頼りない笑)」を取り入れているため、肝心なところで男が死んだりいなくなったりするなどがよく使われる、などなど、ここでしか聞けない話がたくさんありました。こういう話ならいくらでも聞いていられますよねほんとに...笑
自分自身、最近岡室先生のドラマ研究に興味を持ち、自身の将来についても考え始めました。ドラマが好きだからこそ、折角ならそういったドラマに関する職業につけたらなって思ったりもします。ただ、「好き」だけで務まるものでもないとも思っています。これからよく考えていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?