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れいわ新選組はマスクについてどう考えているのか(山本太郎)

れいわ新選組はマスクについてどう考えているのか。今回は、2023年3月15日の山本太郎とおしゃべり会(東京都目黒区)から文字起こしをしました。

山本太郎:
マスクについてですね。(2023年3月)13日からそれぞれが判断してくれというような状況になった。一方で私たちがマスクに関してどう考えるか。

このマスクを今でもはめなきゃいけないという状況を誰が作り出しましたか。コロナという状況で作り出されたのは当然なんですけれども、じゃあコロナに対しての感染症対策がこの国でしっかりと行われてきたかを考えていただきたい。私は行われてこなかったと思う。逆に言えば、検査なんて受けられないんですよね、タダで。当然今は変わってきましたよ。でも感染対策の基本のキはテストしまくり以外ないんですよ。テストしまくるしかないんです。どうしてかって言ったら、全人口のうち感染してる人たちは一握りしかいないから。ここが捕捉できれば、それ以外は普通の生活を営めるはずなんです。外から入ってきたとして、1回そのバリアが破られたとしても、それを後々カバーしていけるっていう状況は生まれていくわけです。実際に感染症っていう部分で丁寧にやってきた国々っていうのはあるわけですから。

じゃあこの国は何やってきたかって言ったら、ワクチン打ちゃいいんだってこと。最初からずっとそれだった。ワクチンが効くかどうかなんてわからないわけじゃないですか、はっきり言っちゃえば。ワクチンがあればなんとかなるっていうような、宗教というか、ある意味で洗脳みたいなことがずっと行われてきて、本当の意味での感染症に対策するイロハ、基本のキっていうものは前にほとんど進んでこなかった。私は今であってもマスクをしたい人が多くいるっていうのは、多分そういう国の政策っていう部分がちゃんと行ってこられなかったことの結果だと思ってます。

一方で、今、国がマスクは外していいよって言い出したことのエビデンスを知りたいってことです、私自身が。で、これはあくまでも報道で出てる部分だけれども、今後G7で首脳が集まることが広島であるわけですね。その時にみんなマスクしてたら恰好悪いからっていうことがどうやらこのことの発端のようなんですよ。それって、感染症と関係ない話ですよね。

で、話戻りますけれども、まずこのコロナというものを考えた時に、ここに対しての特効薬とされるものは確実にまだできてないってことですよ。もちろん何々が効くとかってことは聞かれるけれども。インフルエンザにはこれだねと言われるほどの(コロナの)特効薬というものが、全員が望めばいつでも手に入るという状況はこの国にはないってことです。

コロナというものを風邪だという人たちもいます。でも私、それ間違ってると思うんです。それは、あなたが風邪症状程度で済んだ、周りが風邪症状程度で済んだっていうだけの話であって、コロナに罹ることによってリスクは一つ増えるわけですよね。何かったら、後遺症ですよね。そう考えた時に、決して甘く見ちゃいけないものだということを基本的に考えなきゃいけない。予防原則にのっとった上で、人々の命をどう守るかっていうことを考えるのが政治なんですよ。そう考えた時に、行き当たりばったりであったりとか、ある意味で願望だったりとかっていうもので感染症対策をしちゃうと、私は非常に危険だと思ってます。

今の状況の中で私自身どういうふうにしてますかってことですけれども。当然外に出てる時、人通りが少ないとかそういう時には自分はマスク外しますよ。けれども屋内にいる時にはやっぱり自分はします。だってわからないもん、どうなるか。それが自分自身を守る、もしくは他人を守るということになるんであるならば(私はマスクをする)。逆に言えばこの感染症対策に本気になってこずに、逆に言ったらどんどん自己責任にしていっている国に抵抗をするという意味での武器はもうマスクしかないんですよ、庶民には。

そう考えると、やっぱり(マスクを)外すタイミングっていうのは圧力じゃダメなんですよ。どうしてマスク外さないのっていうことを言える権利なんて誰にもない。どうしてマスク外してんだっていう権利もおそらくないでしょう。ただし、このような場において、一般的に私たちが屋内でイベントをやるときにはマスクはつけてもらおうということになってます。それは主催という立場でどう考えるかということで、そこはルールっていうのは作られていくんだと思うんです。そういうことですね。

ちなみに、有名な数字なのでご覧になった方多いと思いますけれども、コロナ感染から1年半後も4人に1人が後遺症という状態にあるということです。

(スライド読み上げ)感染から半年後で何らかの症状があるって人が32.3%、1年後でも30.5%、1年半後でも25.8%。感染から1年後の症状。記憶障害が11.7%、集中力の低下が11.4%、 嗅覚の異常が10.3%、ブレインフォグ9.1%。抑うつ7.5%、味覚の異常5.9%、息切れ5.6%、倦怠感3.8%、脱毛 3.5%。

本来であるならばその後遺症によって自分の生活がこれまで通りにいかないというような状況になったら、何かしらの保障があるべきなんですよ。そういったものもない国の中で、やはり自分自身やその他の人を守るという意識をもとにマスクをするっていうことに関しては誰も責められないというか、逆にそれはしてもらった方がいい。その人の意思を尊重すべきだろうというふうに思います。逆に言えば電車の中とかにおいて、東京でマスクを外すというのはかなり私リスクが高まるような話だろうなっていうふうに思うんですね。やばいことやってんなっていうふうに思います。


マスクをする・しないで国民同士が対立するよりも、国に対してきちんとした感染症対策やあるべき保障を求めたい。庶民がコロナに対抗できる武器がマスクしかないような状況を変えたいです。

(=^・ω・^=)ノ ---------------------★

「れいわmemo」は、れいわ新選組ボランティア有志による情報サイト「We Are れいわ新選組」(https://reiwas.info/)のnote部門です。


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