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これ事実上の票の買収ですよね

先日、菅総理が国民生活を下支えする追加経済対策の取りまとめを近く政府・自民党に指示し、衆院選後の国会で追加対策を盛り込んだ2021年度補正予算の成立を図る方針だとの報道がありました。コロナ禍の中で一刻も早い国民支援が必要な今、あえて衆院選後の補正予算成立を図るとはどういうことでしょうか。

今回は、2021年6月18日、足立区・北千住駅西口デッキでの無告知街頭演説より文字起こしをしました。

(2時間2分頃~)
山本太郎:
コロナ禍の支援終了し続けてるやろ。社会保険料払わなくていいよっていうのも一年で終わっちゃった。なんで終わるの。だって1年で終わられても次の年から払えないし、払ってないのも追っかけ払わなくてはならない状況。耐えられる人どれだけいる? 持続化給付金もやめて、いろんなものやめていく。

しかも今国会(第204回通常国会;6月16日閉会)、補正予算ついてないんですよ。この緊急事態に関して予算ついていない。それどころか2020年度の補正予算で30兆円余らせている。むちゃくちゃですよ、そんなの。本当だったらこの30兆円の、2020年度内に消化すべきものがちゃんと行きわたっていれば今よりももうちょっとマシな状況になってたかもしれない。でもそうじゃない。余らせている。

でも大丈夫や、これは後々使えばいいからって言ってるけど、この30兆円はこのまま使えないんですよ。決められた使い方の中でしか使えない。別のものに回そうと思ったとしたらもう一回補正予算組まなくてはいけない。だから何かっていったら、やる気がない。

おそらく組みますよ、補正予算。どうしてか?  選挙あるでしょ。選挙の前にみんなに印象よく見えるように、お金、今は出さないっていう。それ困りますよね。そのお金、(今)出してくれないと、もたないところいっぱいありますよ。でも(菅政権は)それでもいいんですよ。勝手に倒れりゃいいやん。体力ないだけやろって。それやられたら困るんですよ。今、通常時じゃないから。通常時だったら個人の努力足りないねとか、企業の努力足りなかったんじゃないですかって話になるけれど、今は25年のデフレとこの疫病ですよ。ここで個人の努力や民間の努力求められたって無理。国の支援が必要、金が必要。

けれども、予算のうちの30兆円余らせたうえに、その使い道も次に決めず、新たに補正予算も組まず、国会とっとと閉じて、選挙の前に大盤振る舞いして、俺たちに(票を)入れろっていう。これ事実上の票の買収ですよね。でも(菅政権は)それをやろうとしている。

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7月16日に野党4党(立憲・共産・国民・社民)が憲法53条に基づく臨時国会召集要求を行いましたが、いまだ国会は開かれず憲法違反の状態になっています。一刻も早く国会を開き、真に国民を救うための補正予算を組むべきではないのでしょうか。衆院選後になどと悠長なことを言ってる場合ではありません。
今後、自民党の選挙対策として特別定額給付金の再給付が行なわれるかもしれませんが、当然のことであり何も恩に感じる必要はありません。受け取るものは受け取って、決して”買収”はされないようにしましょう。

なお、れいわ新選組はコロナ収束まで毎月10万円の給付を訴えています。そんなことできるわけないだろと思われる方は是非こちらの記事もご覧ください。

(参考)

(=^・ω・^=)ノ ---------------------★

れいわ新選組 公式サイト
https://reiwa-shinsengumi.com/

支持者&ボランティア向け情報サイト「We Are れいわ新選組」
https://reiwas.info/


 

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