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れいわ新選組は貧困ビジネスか(れいわ新選組 山本太郎)

れいわ新選組は貧困ビジネスだと言われることがある。山本太郎さんにとって政治はビジネスなのか。集まった寄附金や政党助成金はどのように使われているのか。
今回は2021年11月27日に開催された「山本太郎とおしゃべり会 In長野県長野市」でのお話をざっくり文字起こししました。

山本太郎:れいわ新選組。できもしないことをニンジンとしてぶら下げて、寄附金集めて、困っている人たちに社会変えようとか言って、これ貧困ビジネスなんじゃないの?みたいなことを言ってた政治家がいます。その方は何かしら炎上させながら注目を集めるというスタイルなのでそういう言い方をしたのかな。それは彼のビジネススタイルですから私がとやかく言うことじゃない。

一方で、私が政治をビジネスとして捉えているかっていったら、全く捉えてないです。ビジネスになってないもん、こんなの。奉仕だよ、はっきり言って。だって(俳優時代は)国会議員より高い給料もらってたんですよ。好きな時間があって、好きなことやれてっていう、自分の人生だけ生きるっていうのが自分の生き方だった。でも、収入減らしてでも自分のやりたいことが見つかったんですよ。何かったら、こんな無茶苦茶な社会をつくってきたのも政治だったら、その政治を通して社会変えてやろうぜっていう。こんなやりがいのある話ないし、実際にそれは無理じゃなくて。選挙っていう部分を諦めたりとか気にしてないとか、いろんな人たちいるけど、最大多数派のみんなでチカラを合わせたら社会なんていくらだって変えられるし、ひっくり返せるんですよね。こんな夢のあるドラマチックな話ってある? それに賭けてみようって思って政治の世界にひょっこりやってきたわけです。

ビジネスとして捉えているんだったらこんなことやらない。効率悪いもん。一番効率がいいビジネスのやり方が何かっていったら、橋下徹さんとか、なんとか東さん(注;そのまんま東 東国原元宮崎県知事)とか、ああいう出方ですよ。で、どっか政治状況が極まってきたときに自分がポンと立候補するっていうね。収入的にも担保できるし、社会的にも宣伝できる。自分の価値を最大限高めながらやるっていうのも一つの手かもしれない。でも、今、私がやってることってむちゃくちゃ泥臭いことですよ。これビジネスに繋がるかなぁ。繋がらないね。

一方で、私たちがいただいた寄附金の中身は、総務省のホームページなどで収支報告が見えるようになっている。それを見て、ちゃんと使われてるかを確認していただきたい。

で、「貧困ビジネス」って言い方がいやらしい。もちろん毎月の生活大変なんだっていう中から頑張って私たちに寄附してくださっている方々もいらっしゃる。でも一方で、数百万円単位だったりとか、そういうお金を振り込んでくださる方もいらっしゃる。寄附してくださっている方がすごく幅広いんですよ。全部まとめて貧困っていう話にするってかなり無理があるなと思います。いろんな方々がいらっしゃる。

貧困ビジネスっていうことではなくて、社会を変えていこうという仲間たちなんですよね。自分のできることは何だろうって考えて、今できること、1000円出そうとか、500円出すとか、後押しする意味でそういう応援をしてくださってる方ですよね。それをひとくくりに貧困ビジネスって言うのは、非常にキャッチーでレッテル貼りはしやすいですけど、でも実態は全く違うし、あまりにもこの国の有権者とか、この国に生きる人々をバカにした言葉だなって思います。

今回議席が増えたことによって政党助成金というものは増えるんですね。これは非常に助かります。私たち2人の参議院議員のときにはだいたい年間で1億6千万円。2人で1億6千万円っていうお金が入るのはデカいんですけど、全体的に考えるとこれじゃ足りないんですね。運営していくという意味で。次の衆議院選挙ってことで2019年準備を始めて、職員も20人ぐらい、それぞれの部署に配置しながら、全国回りながらっていうことをやってたら、だいたい街宣やってる時期とかマイナス1000万円ぐらい。今回議席が増えたことによってその赤字の部分は抑えられるということにはなるんですけど。でも次の参議院選挙、もう来年なんで。そこに対しても準備、例えば候補者が立つところに支部的なものを作っていくとか、必要ですもんね。

今回3議席を取れたからこそ、更に活動を広げられるという非常にありがたい状態ではあるんですけれど。それでも私たちがやろうとしていることからはまだ足りない。活動をもっと抑えて税金でもらえる範囲だけでやっとけばいいんじゃないのって話になるかもしれないけど、それでは今回の3議席は取れなかった。21人(候補者を)立てるということをやった結果生み出された3議席。

私たちがやろうとしていること。この数年の何回かの選挙の間に中規模の政党になって、キャスティングボートを握る状況を作っていきたい。そう考えるとやっぱり背伸びした形での挑戦を続けていくっていうことが必要なんだろうと思います。


私たちは決して無理はせず、それぞれのできる方法・範囲でれいわ新選組を応援していきましょう。そうやって貧困のない社会を実現させていきたいですね。

(=^・ω・^=)ノ ---------------------★

れいわ新選組 公式サイト
https://reiwa-shinsengumi.com/

支持者&ボランティア向け情報サイト「We Are れいわ新選組」
https://reiwas.info/



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