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雨の日は練習しないけど、雨の日なんてないって言ってた話

こんにちは、テニスにドハマリしてるタレントでモータージャーナリストのREIです。

なんのセリフ?

タイトル写真は、グランフロント大阪で行われたメルセデスベンツジャパンのイベントの様子です。大雨の中、プレゼンテーションを止めずに意地で決行しておりました。

そこで思い出したフレーズ。

I don't practice on rainy days, but the problem is there are no rainy days.的なやつ。

アメリカンエクスプレスのテレビCMで、タイガー・ウッズのセリフとして登場した一文。

かっこええやんと。

「僕は雨の日は練習しないんだ、だけどもね、雨の日なんてないんだ」

その映像では、土砂降りの中で黙々とスイングを続けるタイガー。風邪を引いたらどうするんだけしからん、なんて今だと言われちゃうんでしょうか。野暮なことを言うもんじゃない。仕事なんだし。

というほどでもないですが、傘を差してまで粛々とイベントを続行してちょっといい気分に浸っておりました。

本題に入る前に、NFTとかデジタルアートの話。

非代替性トークンってなんやねん、とも言ってられなくなりました。デジタルにも所有権があるのは昔から、その売買記録も価値を帯びるというのが面白いところ。

ギャラリぃィイイイイイイ

最近、ちょこちょこと芸術鑑賞的な文化的活動にも勤しんでおります。世の中、いろんな面白い事が自分の知らないところで進んでるなんて悔しいじゃないですか。”この世はでっかい宝島そうさ今こそアドベンチャー!”って偉い人から幼少期に刷り込まれました。それは僕だけじゃないはず。立ち上がれ昭和人。

作品。説明は以上。

なにやらよく分からないけど、説明がついて仕舞えばそれまでかもしれませぬ。理解できないくらいでちょうどいいと思うんです。

恋と電子レンジの原理はいまだにわからない、と言った方がいましたが、電子レンジの原理は分かるだろうさ。

でですね、テニスしまくっております。

珍しく師匠が弱ってるの図。貴重な一枚である。

2.3年くらい前にYouTubeでテニスが気になってるとふと言ってみた。悠久の時を超え現代になり、それに対してアクションを起こしてくれた若者と友達になり、テニスの師匠になってくれまして。

ちなみに、UNIQLOのテニスウェアは最高です。今年買ったものランキングに入れたいくらいに。まず、他の主流な海外製スポーツウェアにはない高機能生地。そして低価格でまとめ買い対応が容易いこと山の如し。

この写真は錦織圭選手モデルですが、先日引退されたロジャー・フェデラー選手モデルを買い足しました。そっちはシック。今度ガーリーにソロファッションショーしなくちゃ。

師匠の師匠、周りはみんなガチ勢。

何気なくサラリと打ってるのに、ステップワーク、運動連鎖、腕が鞭のようにしなり、もうただただ美しい。体育会で真面目に取り組んできた面々の上手いこと。当たり前なのかもしれないけど、不真面目な学生生活を謳歌したのちに渋谷・表参道からそのままファッションの世界にスカウトされた雑チャラかった自分とは大違い。

だがな、だがしかしだ。

変な仕事人生を歩む事ができたからこそ、アーリーリタイヤまではいかないものの、起業して上司なし、好きな仕事だけ選んで稼ぐ、なんて事が成立してセミリタイヤ状態に突入。だからこそ、週4ペースでテニスができるのである。その甲斐あって、彼らのような自分とは人生で交錯しなかった尊敬すべき人種とも遊べるようになったのではなかろうか。

憧れておりました、ひたすらに。

部活に励む友達たちに。朝練って言葉が逆にオシャレ。大会前、なんて言ってみたい。坊主にさせられ、眉毛の手入れ禁止、そんなんやってみたい。

40歳になって今更こじらせて髪の毛をピンクグレージュに染める始末。

反動なのか、それは自分への抵抗なのか。

ちなみに、髪のカラーは一週間保ちません、凹む。

さておき、テニスで意識すべきこと(習ったことメモ)

DUCATI色が目立つ、持ち物検査。

シングルハンド・バックで気をつけること

  • テイクバック、左肘を上げる

  • テイクバック、ラケットを立てる(極端に前傾させても可)

  • 片手バックはファッションだから、豪快に振り切る

バックハンドは、幼少期は、両手でも片手でも打てまして。どっちも使えまして。おぢさんになって、どっちも打てなくなりました。悲しい。でもめげない、そう、セミリタイヤの身、練習時間と費用はなんとかなる。(←ポジティブにしなくちゃとてもやってられん)

以前、ラケットを水平気味にテイクバックしたところからストロークに入ると、サイドスピンがかかってしまい、あっという間に限界を迎えそうな不安感がありました。弾道のXYZ軸の全てにおいて不安定で。

それを正す方法として、テイクバック時に左肘を上げる行為が効きました。その結果として、連鎖として、ラケットも立ちます。

師匠の師匠に質問をすると、枕詞でよく言われること。”どれがハマるかなんですが…いくつか方法があります”って。これはサーキットの師匠からも言われて、それをパクって自分も生徒に言ってました。

人の体は人それぞれ、動かし方もそれぞれ。そして抱えている問題もそれぞれ。だからこそ、一言で”これが宇宙の法則だ”とも言い切れない事象が多く、”あなたにはどれが効くかなんですが、いくつか試してみて欲しい”って教えることが多いです。同じように教えてくれる先生は久しぶりで、これって本当に相手を正してあげたいって気持ちが1gでもないとやってもらえないことのように思うんです。

話すのはエネルギーがいるんですよね。しかもあちこちで不特定多数から似たような質問を繰り返されるインストラクターやコーチなら尚更のこと省エネになっちゃう。教える気がないんじゃなくて、真剣に頼ってくれる相手にだけ真剣に応えられるように、エネルギーをセーブしているんだと思います。

ファッションだからこそ頑張りたいって思った。

それと師匠の師匠にサーブについても教えていただきました。質問をして、指南をいただく前に言っていた何気ない言葉が自分に残りました。

「片手バックはファッションなんで」
「サーブは苦手なんですよ、自分はファッションですよ」

我ファッションモデルぞ、元だが、その心得と感覚は我から奪うことはできぬ、生涯のものぞ。

だけど、即理解しました。厳密に言うなら、師匠の師匠と過ごす中で空気感や雰囲気を察し、行間を脳内補完してみた。

  • おっさん、欲張ったって限度があんよ

  • バックは両手にしとけよ(現代テニス、パワーとスタビリティを重視)

  • トーナメントを目指すわけでもなかろうし、サーブは入ればいいんじゃね

かしこまりまして。

サーファーと丘サーファー、どっちが偉いんですか。

遅いくせにサーキット行っちゃダメなんですか。

下手だからってロッシコスプレしちゃダメなんですか。

否、人類皆平等戦線。
漢字だらけで目がチカチカする。

ファッションでいいじゃん、リアルアスリートになれないんだし。でもマインドは目指してこそでしょって。

アマチュアでホビーで低レベルだからこそ、ちゃんとやって結果に結びつけたいんです。人生全部アマチュアなんて面白くない。(注釈、個人的感想、異論は認める)

プロとしてお金をもらって活動する誇りと旨味、時には辛さもあっての全部ひっくるめての面白さ。それを人生を通じて味わい続けたい。苦労という美酒、これが実によく回って、浸れて、酔えて。

おバカポジティブな僕は辛い仕事や機会をいただく度に、いつもこう思います。前提として言っておきます、バカだからだと思うんです、と。

「これが終わったらボクめっちゃレベルアップしちゃう!!」

お金のモチベーションって限度があって、だけどメンタルとかマインドの部分って、言い方悪いけど脳内麻薬なのでもっと気持ち良いんです。バイクで言うと、スリルって似たようなものなのかもしれませんね。(バイクやレースを我慢比べや闇雲とか無謀の類とは言っていない、スピードは副産物で、スピード自体が快楽ではない)

シングルハンド・バック、ファッションならかっこよくできるようになりたい。ATPでもシングルハンド・バックはセクシーって言ってたもん。

ただラリーがしたい、ただ勝ちたい、それも立派だと思うけど、やり方にこだわりたいじゃないですか。自分の遊びなんだし。

みたいなロジックで、もっと練習しようと思いました、って話。

サーブで気をつけること

  • スイングはボール投げと一緒、自然な運動連鎖の中で行う、力まない

  • リズム

  • 地面を蹴って、地面のエネルギーを使う

あと何だっけ。

こういうところ。

さて、今夜もテニスだい。

「やばい、もっと上手くなっちゃう!そしたら、もっと楽しくなっちゃう!」

セレブのお菓子。

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