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実家でコロナ 1週間の記録

1日目
弟がコロナに感染した、と母から連絡が入った。弟は両親と同居中。重症化リスクが高い父への感染は絶対に避けたいところ。

父は食事の時以外は、自分の部屋で過ごしているため、感染のリスクは少ないが、念のため食事も自分の部屋で取るようにしてもらった。

掃除のヘルパーさんには、「同居家族がコロナ感染したため、今週はお休みにしてほしい」と連絡を入れた。

ケアマネから連絡が入った。デイサービスの日には、当日の朝、父のコロナ抗原検査を行い、連絡してほしいとのこと。

検査キットを買いに行った。父の負担が少なそうな唾液を取るタイプを探して、何軒か薬局を回ってみたが、結局1つしか調達できなかった。ネットでも探して購入した。

2日目
弟は熱が下がり、咳が少し出る程度。喉の痛みはないとのこと。

ほんとにコロナなのか?
先月コロナにかかった夫は、喉の痛みでゼリーとヨーグルトしか食べられなかったんだけどなあ。

3日目
弟はすっかり元気になったが、仕事は休んで自宅待機。母は微熱があると言っている。気のせいじゃない?

4日目
母が38℃の発熱。えー!まじかー!
母のかかりつけ医で薬をもらい様子見。

5日目
昼頃、実家に行くと、ちょうど母がラーメンを食べていた。えっ?喉の痛みとかないの?熱も下がったとのこと。コロナじゃないよね?

6日目
今日は父のデイサービスの日。
早朝、母から連絡が入った。父のコロナ抗原検査をしたが、うまくいかないとのこと。急遽実家へ行き検査をした。父の抗原検査の結果は、陰性。

ケアマネに「抗原検査の結果は陰性だったので、通常通りデイサービスに行く」と連絡した30分後、再び母から連絡がきた。

父の体温を測ったら37℃だったとのこと。
うーん、微妙。判断に迷うところだが、念のためデイサービスは休むことにした。熱が上がらないことを祈る。

明日の父の透析について病院に問い合わせた。明日の朝、熱がある場合は、他の患者さんと時間をずらして午後からの透析、抗原検査は不要とのことだった。

午後、再び実家に行ってみると、父はすこぶる元気。熱も平熱に戻っていた。デイサービスに行く予定がなくなったので、宝くじを買いに出かけていたとのこと。なにそれ!?

父にとってはいい気分転換になったようだが、こっちはついに感染しちゃったかもとヒヤヒヤしたよ。

7日目
今日は透析の日。父の体温は平熱。いつも通りに透析病院へ行った。

1週間で平常運転に戻った実家。終わってみたら大したことなかった。今から思えば、慎重すぎたかなと思うのだけど、先がどうなるかわからない状態だと、悪化した場合を考えて気が休まらなかった。

それから抗原検査がとにかく面倒だった。
検査キットは手に入れにくいし、まあまあの値段だし(映画館で映画を1本見れるくらい)、検査自体も思っていたほど簡単じゃない。

実家でまた、同じような状況になった時は、父の健康状態に関わらず、デイサービスは休んでもらおうと思う。抗原検査をしてまで行かなくていい。ジタバタせずに、まずは自宅で様子を見るのがよさそう。

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