20230501の気持ち

高崎のホテルで目覚め。昨日、滝沢歌舞伎ZEROファイナルのライビュを高崎で鑑賞してそのまま泊まったため。

ファイナルの千穐楽で、自分が滝沢歌舞伎がとても好きだということに気付いた。Snow Manが好きというより、滝沢歌舞伎を演じる彼等が好きだと。
2020年に好きになったのに、FCにも入ったのに、9人映画主演(松)をきっかけに、違和感が出てしまった。そこから、You Tubeにもテレビ仕事にもだんだん興味が薄れていった。
だからLVに誘われたときの本音は、もう興味がないのでどちらでもいい、くらいだった。

でも、歌舞伎の世界観に全力で魅了された。
論理より感性を求められる演出が好みなのか、全力でただそこに向き合いパフォーマンスする彼らが好みなのか、理由は自分でもわからない。ただ、この作品を観られたことで、また少し生きていけると思った。このエンターテインメントの存在があれば、苦しさを乗り越えられる、と思った。

存在するだけでありがとう、と、言える程の純粋さは無い。どんな仕事も応援出来る程の余裕も無い。
でも、意志を継ぎ、覚悟を持って、華やかと苛酷が混じるエンターテインメントを創った彼らを、心から愛おしく思う。
無理とわかっているけれど、終わらないで欲しかった。

また、見つけたい。
心が豊かになる、なんてレベルにおさまらない、生きる力そのものになる芸術を。




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