読書記録(2024.05)

0502 北野圭介『ポスト・アートセオリーズ』人文書院、2021年*
0512 星野太『美学のプラクティス』水声社、2021年*✿
0514 アート&ソサイエティ研究センター SEA研究会編『ソーシャリー・エンゲイジド・アートの系譜・理論・実践』フィルムアート社、2018年*
0515 ロペスほか『なぜ美を気にかけるのか』(森功次訳)、勁草書房、2023年*
0520 エルゲラ『ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門』(SEA研究会訳)、フィルムアート社、2015年(原著2011年)*
0524 山本浩貴『現代美術史』中央公論新社、2019年*
0524 正木ゆう子『玉響』春秋社、2023年*
0529 吉井仁実『〈問い〉から始めるアート思考』光文社、2021年*
0531 宮口幸治『どうしても頑張れない人たち』新潮社、2021年*

雑感。
最近ナチスドイツのホロコースト表象に興味があります。関心領域を見ましたが、ソフィーの選択と共通する舞台。美しい、整然とした構図、轟く音。自然さが不自然に思えるけれど、きっと中にいれば気づけない。政治を美学化すること、離せない、政治や暴力と芸術の関係性。PCの議論抜きにしても、ぼくが本当に芸術やアートを好きでい続けたいなら、それは避けて通ることのできない問題だと思う。表彰不可能性を巡る議論はもちろん、なんか映画だけだけどそれに焦点をあてた本あった気がする。読みたいと読まなきゃがなるべく一致するものを読んでいるが、やっぱり覚えなきゃのものをきちんとしないと、土台がぐらぐら。

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