【自分を見つめる】
数年前の私は、明日という未来がくることは当たり前だと思っていました。
どんなに仕事で辛いことがあっても、今日という日は終わってまた新しい明日という未来がくる。
友達と喧嘩しても、時間が経った数日後の未来では仲直りしてる。
両親との喧嘩も、恋人との喧嘩ももちろん同じ考えでした。
話は少し変わりますが、
最近自ら命を絶つ人が
増えているように感じます
私は自ら命を絶つことは、
命が惜しくて生きたくても生きられなかった人に対してとても失礼だと考える人でした。
でもそんな考えが変わった瞬間がありました。
それは過去にないぐらい全てがダメになった時です。
仕事量が多すぎて残業が続く毎日。
コロナ禍で唯一のリフレッシュだった友達と飲み行く機会もなくなりました。
一番信頼している友達と些細なことで喧嘩し、連絡を取らなくなりました。
恋人とは仕事の都合で遠距離になりました。
両親に仕事の愚痴を言っている自分が情けなく感じはじめました。
私は自分を見つめてみました。
見つめてでてきた答え、それは恋人と一緒にいたい。
5年間続けてきた仕事はどこかのタイミングで辞めたいと思っていました。辛くて苦しくて、朝も夜も泣いてる毎日でした。
退職して恋人のいる環境へ引っ越そうと決め、
上司に退職の相談をしました。
【５年目で仕事辞めたらどこ行っても続かない】
【みんな辛いと思ってるのに、みんなを犠牲に自分だけ辞めるの？】
そんなようなことを言われました。
特に最後の言葉【みんなを犠牲に】と言われた時私って最低な人間なんだなと思ったことを今もまだ覚えてます。
【もうなんか生きるってめんどくさいな】
人生で初めて自ら命を絶つ人の気持ちがわかった気がしました。
きっと私の気持ちなんかよりも数千倍辛かったんだと思います。
そんな私が今ここにいるのは、
世間体を気にせず挑戦してみた
それが大きな理由です。
すぐに転職するのが否定的な世の中ですが、
自分の幸せがあって初めて人の幸せの手助けが
できると思います。
1人の幸せからみんなの幸せに
そんな世の中になったらいいな
未来のために出来ること
それは自分を見つめること
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