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Domestic Poor Eat,Drunk and Singの湯|diary:2024-06-07

ゆる飲食店を集めてバトルだ

今住んでいる所の隣町は学生街かつ昔ながらの繁華街、国際色豊かな飲食店が立ち並ぶエリアでとてもおもしろい。ここのところ仕事を終えてはどこかの暖簾をくぐって飯を食らい酒を引っ掛けて、余力があればもう一杯引っ掛けながら一人カラオケでへべれけ歌ってという日々だ。

こういうエリアの飲食店の特色なのか、構えている店のジャンルに囚われないメニューを出すところが結構ある。パキスタン人のカレー屋のメニューに醤油ラーメンがあったり、無茶苦茶繁盛している中華屋の名物がチキンライスだったり、極め付けはチェーンのラーメン屋のオーナーがインド人で、家系ラーメンとナンとカレーとサモサが同居するなど枚挙にいとまがない。いいぞいいぞ〜。ウロボロス的でもあり、じゃんけんバトルができそうだね。

宇宙人とレディオノイズの湯

ところでNieA_7というアニメがあって、そういえばこれが私の原体験なのだよーと友人と話したりして最近噛み締めていたのだけれど、これがその近所と同じで、劇中でメニューのゆるさみたいなのが出てくる。主人公まゆ子ちゃんのバイト先の洋食屋は鯖味噌とかばかり注文がきたり、コンビニ弁当がインドカレーで、おそらくこれしか売ってなかったり。
というのをWikipediaを見ていて蘇ってきて、急になんだか私も荏の花クレーター地区(アニメの舞台)に住んでる気分だぜ。テンション上がるなぁー。

やたら深刻なテーマ性みたいなこと書いてあるけど、基本はノスタルジックなギャグアニメだよ。

出会った放映当時は子供だったので、頭のやたら大きいインド人が早朝、家の玄関先で薄幸な女の子に向かってナマステー言っているというシーンの記憶だけが残っていた。その記憶を追いかけて探し当てて、そこから原作・イラストレーターの安倍吉俊氏やプロデューサーのUeda Yasuyuki氏の手がける作品に魅せられていた画学生時代でした。この二人の初コンビ、serial experiments lainは伝説的な作品でもちろん好きだが、自分により根付き影響を与えているのがNieA_7なのだ。

「宇宙人とレディオノイズの湯」はその自分の記憶していた回のサブタイトルなのだけど、つくづく洒落ていて良いサブタイだと思う…というわけで、最近何の脈絡もなくつけている記事タイトルのサフィックス「の湯」の元ネタはこれだ!

SIONが歌うオープニング曲。短い歌詞がまゆ子とニアの関係をよく表している。とにかく上PことUedaプロデューサーがセンス良くて、作るアニメ作るアニメ、無名から大御所まですごいアーティストを引っ張ってくるのだ。最後は Radioheadまでいっちゃった。SIONはここから知って学生時代随分聴いた〜

12話劇中曲もまた良いのだ物悲しくて

ということで今日カラオケで歌ってきた、喉痛めるけどSIONのハスキー真似するの結構得意なのさ。

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