【１分小話】ネットバトル意味なくね〜〜？

大学で「弁証法的思考」をしましょう、という授業を受けている。
「弁証法的思考」を超ざっくり説明すると、対立する二つの意見を一つにまとめて第3の視点を生み出しましょう、という考え方のことらしい！

2000年付近に生まれた私たちの世代は、中学の授業でディベートをしたり高校で小論文を習ったり、「論理的思考をできるようになりましょうね」、という教育を受けている人が多い気がしている、体感としてね。

だからなのか、ネットを見ていても「論戦に強い人がすごい」、みたいなカルチャーが若者を中心にあるように感じる。
例えば、「こういうの嫌だよね」というバズっているツイートがあって、そのリプ欄では肯定派VS否定派という構図が広がっていて、論破合戦が繰り広げられているみたいな。で、1番正論ぽいこと言った人が勝者！！！みたいな雰囲気、あるくない？

一つのトピックを中心に対立する２つの意見があって、論破できた方が勝ち、みたいな考え方のもとで生きてきたから、「弁証法的思考」の授業を受けてリアルに眼から鱗だった。

確かに、戦うよりも、「一緒に1番いい結果を探ろうね」ってした方がシンプルに良くね？？賢くね？？？って思っちゃった。

ネットの海を彷徨っていると「どういうこと？！？！理解できん！！」みたいな意見にぶつかることもあるから、必ずしも「一緒にいい結果を探しましょう！！」みたいな平和的解決を毎回するのは難しいかもしれないけど、それでも「まじで理解できん」という意見のバックグラウンドに自分では気付けなかった問題解決の糸口があったりするもんねーー。。

ネットで論争するより、「あなたの意見、理解できんけど受け止めた！」から新しい考えを生み出す方が社会がもっといい方向に行くような気がしてきたぞ〜！！わからんけど！