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中国東北旅行記'24 ②伪满皇宫博物院


長春観光は初なのでせっかくだし、と伪满皇宫博物院へ。

大人の通常料金は70元のところ、学生証パワーで20元に。留年はするものですね。
音声ガイドが中国語か英語かしかなかったので英語を聞きながらまわりました。

伪满皇宫博物院

耳と目で明確に違う情報が入ってくる。どっちも中途半端に分かるところがある。むつかしい。

この音声ガイド、音はずっと英語なのですが、端末に映る解説文章は中国語という謎仕様。そしてところどころ日本語解説もあるので、英語を聞きながら日本語と中国語を読む妙な体験をしました。なんも覚えてねぇ。

ほどほどに日本語/英語で解説があり、
中国語が全くわからなくても雰囲気は掴める

溥儀の一生に詳しくなれました。広すぎてインパクトは薄いかも〜。ちょっとずつたくさん展示がある感じ。
『我が半生』読まなきゃと決意を新たに。

とある部屋の解説文が観光客の手でがっつり潰されてたのが印象的でした。どこかは書かないので行って見てください。

途中で食べたアイス。この後ひと笑い取ります。


展示の紹介

日本の対英米宣戦布告の文書
金平糖。美味しそう。腐らないのかな。
2番目に好きな展示。「関東軍の操り人形」
1番好きな展示。「3歳で即位」
立派な玉座に子どもの人形。


东北沦陷史陈列馆

隣の戦争博物館にも行きました。こちらの音声ガイドは購入失敗したのでしばらく英語は封印です。

B1&1F:抗日の歴史。
2F:731部隊について。
3F:英雄の記録。ワンフロア丸ごと。

感想から先に言うと、狙いが違う分こちらも戦争博物館としてはインパクト薄め。兵器の悲惨さを強調したい広島やベトナムのものとは明らかに異なる展示です。人の顔写真がたくさんありました。
見て面白いかは知りませんが、子どもでも入れる感じでした。


ほどほどに日本語/英語で解説があり、
中国語が全くわからなくても雰囲気は掴める2

時間がなかったので3階は1分で駆け抜けました。「漫画テイストで紹介が上手だな、何言ってるかわかんないから勉強して出直してくるネ!」

個人的には、「終わりに」の文章がどこでも書けそうなものだったなというのが心に残っています。

展示の紹介

満州は日本の生命線
国際連盟脱退の文書

終わりに

どちらも敷地がひたすら広いので、丸半日滞在してしまいました。うす〜くひろ〜く情報があるので、観光の際はひたすら駆け足で回るか、見る場所を絞るのが良いかと思います。

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