Real-CUGAN CreateMovieHelperがアホな子なので...

アップコンバートはReal-CUGANを使っています。理由は2倍のアップスケーリングが行えるのと処理がわりかし速いからという理由で使っています。で、動画をアップコンバートするには動画を1コマずつを画像にしてアップスケールの処理をしてそれを終えた結果、動画として結合を行ないます。

それの支援ツールでもある「Real-CUGAN CreateMovieHelper」があるのですが、不思議なことにそれのGitHubはGoogleにヒットせず、紹介動画のみで尚且つGitHubのリポジトリはソースの更新が止まったままで自分が出したIssuesのレスポンスがないレベルです…作者の連絡先もなければ、GitHubをやってる形跡もないのでこのままメンテナンスがされないかもなぁ…と思いつつ使っていたりします。「Pythonに関する知識があれば」と悔しい気持ちもある位なんですがね…(正直ソース直したい部分多すぎる事はあるし、GUIにしたい程)

何がアホなのか。1

デノイズの種類が決まったパターンしか選べません。(デノイズレベルの選択でTerminalの画面が閉じられてしまいます)
デノイズのレベル次第でソースのディテールが損なわれる場合があります。

何がアホなのか。2

動画化する結合処理がアホな場合があります。
「同じファイルがありますが、上書きしますか?」なメッセージでYをやっても上書きしなかったり、理由が不明のまま動画の結合でコケたりと結構問題児です。(エラーログやレジュームとかやって…)

何がアホなのか。3

ファイル名の文字数多かったり、2バイト文字があると処理ができずに失敗する。ファイル名を短くして、2バイト文字を入れてはダメです。

何がアホなのか。4

アップスケールの処理に失敗する画像が出る場合がある。
これは稀ですが、うごメモ戦士をやったときに何枚か処理に失敗をして他の方がリリースしているGUIなツールでアップスケールをして埋め合わせをするという力業で凌ぎました。

少しでもアホな部分を埋め合わせする為に…

結合時の処理に失敗をするアホをキメたときの対策として個別で結合を行なう物を作りました。「wp.nippombashi.net」氏がリリースしている、「Real-ESRGAN」のアップコンバートのバッチファイルを改造した物を公開しておきます。

使い方

  1. temp-project内部にあるimage-framesにアップスケール後の画像を移動させます

  2. streamsにアップスケールを行なう動画の音源をaudio.mp4で入れる(音源はXMedia Recodeで抜いちゃえば楽です)

  3. marge.batを実行で動画化の処理がスタートします。

  4. FINAL_XXXXXXXXXXXXXX(Xは数字)というmp4な動画が生成され、処理の完了後に動画再生が可能になります。

ダウンロード

問題は無圧縮なmp4が生成されるので各種エンコーダーで圧縮してください。オプション色々試したけど最適解がわからん…

最後に

作者がGitHubの様子位見てレスポンス返すか、それがForkされるようになってくれと思う奴です。というかどうにかしたい、マジで…

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