NothingOSでのハイレゾオーディオについて

NothingOSにはLDAC/aptX Adaptive/LHDCの方式を使用してワイヤレスなハイレゾオーディオを聴く事が可能です。しかし、デフォルトでそれを使うにはクセがあり問題を埋め合わせないと発揮ができません。

aptX Adaptive

aptX Adaptiveの場合、デフォルトでは96kHzが出すことができません。
設定内の「接続済みのデバイス」から「接続の設定」「Qualcomm aptX Codecの設定」を開いてQualcomm aptX Adaptiveの項目をONにすると96kHzが出せるようになります。デバイスによっては48kHzのみになってしまう物も混じっているようです。(自分のMOONDROP LittleWhiteがそれでした)
aptXのオプションが地味に隠れていたのは流石に困りました。

LHDC

NothingEarやOPPO、OnePlusなどのLHDCのデバイスではコーデックが指定されますが、MOONDROPのように複合型な物だとLHDCが指定されないようです。この場合は開発者向けオプションからLHDCコーデックを直接指定しないと反映がされないようです。毎回コーデックを指定するのは面倒なので、Bluetooth Codec Changerを使用する事で自動化をさせる事が可能になります。(再生品質や低遅延、3DARの効果は指定できません)
悲しい事にBTデバイスの表示はLHDCにはなりません。(Xiaomiはされるのに…)
当初はOPPO系の機種に存在するホワイトリストが存在する可能性があると見ていましたが、NOSにはそれは含んでいないようです。

LDAC

LDACに関しては特に問題はなく接続が可能です。
ワイヤレスでハイレゾを聴くのであればLDACが無難とお伝えします。(普及率も期待できますしね…)

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