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1000日分の253稲垣吾郎。ガンマンはおねだり上手。

先日ふと行き当たった出版社さんのサイト。
最近は漫画の無料公開なども増えていますが、こちらのサイトで久しぶりに「GORO INAGAKI」に再会しました。

2011年4月から2019年3月までTBSで放送されていた吾郎さんのテレビ番組『ゴロウ・デラックス』。
毎回課題図書として1冊の本を選び、著者をゲストにお招きしてお話をお伺いしたり、朗読したりという番組で、マスコミ嫌いな作家さんも「この番組はしっかり本を読んで紹介してくれるから」と出演してくださることも多くありました。

中でも、2019年1月に放送された漫画家、坂本眞一先生の回では、実際に仕事場にお伺いして、先生がアナログで吾郎さんの画を描いてくださったりして、その際に『イノサン』を読んだことがきっかけで、現在行われている舞台『サンソンールイ16世の首を刎ねた男』の上演が決定したという番組でもあります。

小説やドキュメンタリー、漫画などさまざまなジャンルの出版物を紹介していたこの番組の中で、超ロング連載だった『こちら亀有派出所(略してこち亀)』の作家、秋本治先生がご出演された回がありまして。

ちょうどその時、新連載の第一話を制作中だったのですが、子どもの頃から銃マニアで、中学生の頃渋谷の街をお父さんの背広を着て、中にモデルガン&ガンホルダー装着して歩いていたという吾郎さん、先生に「僕も出して!」とおねだり。

そしてなんと、そのおねだり、第一話の中で叶っちゃってるんです(笑)↓

第一話は無料公開中なので、リンクから飛べば吾郎さんの出演回が読めます。
さて、どこに出演してるでしょーかー?(笑)
※答えは後日。

おねだり上手な吾郎さんですが、こちらの番組『ゴロウ・デラックス』が作家さんに評判がよかったのは、吾郎さんもアナウンサーの外山さんも、必ずしっかり課題図書を一冊まるっと読んで番組に取り組んでいらっしゃったことも大きいようです。
そんな当たり前な…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、話題の部分だけぱぱっと読んで、という人もちらほら…という中で、ちゃんと読み込んでくれていることは、作家さんにとっては大きかったよう。

最終回の沢木耕太郎さんは、「僕は逆境に立っている人のことは応援したくなるんだよね」と仰っていて、ちょうどね、事務所を出た彼らの地上波の番組ががんがん終わって、何をやってもまったくニュースにもならず、名前を出すのもダメ、みたいな業界の「忖度」が蔓延しているような時期で。
それを言ってくださる沢木さんにも、放送してくれた番組スタッフの方々にも、心から御礼を言いたいと思った回でした。

現在は、月に一度放送されるAbemaTVのレギュラー番組「新しい別の窓(ななにー)」の中の「インテリゴロウ」というコーナーで、『ゴロウ・デラックス』のときのように作家さんや映画監督さんなどをお呼びして、いろいろとお話を伺いするコーナーがあります。
女流作家さんとのLINEグループにも入っていて、毎年お花見にもお呼ばれしちゃう乙女な吾郎さん。今後もいろんな交流を楽しみにしています。

サポートありがとうございます。これからもコツコツがんばります。