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相談者にとって良い回答とは
相談者にとって良い回答とは何か。非常にむずかしい問題で「正解」はないと私は思います。正解がないかわりに回答には「相談者にウケる回答」と「本気の回答」の2種類があるというのが私の考えになります。
相談者にウケる回答とは、質問者が答えてほしい回答、聞いて気持ちがいい回答、喜ばせる回答です。
たとえば、「自分は飲み会が好きじゃないのに会社内で飲み会に誘われる、これって行くべきですか」という質問があったとして、相談者にウケる回答は、
・そんなの付き合う必要ないよ
・そんなことで評価される会社は辞めたほうがいいよ
・会社の人間と一生付き合うわけじゃないから気にせず断ればいいよ
・飲み会に行って自分の時間を使うのはもったいないよ
といったところでしょうか。自分の本心よりも相談者の考えを読んで提示する回答ですね。この場合は問題の解決に向かわなくても問題ありません。
一方で本気の回答をすると、どうなるか。これは答える方も聞く方もエネルギーが必要になってきます。まず必要なことは相談者への質問ですね。先ほどと同じように「飲み会」で考えてみましょう。
「あなたは会社で長く働こうと考えていますか?」
まずはこの確認が必要です。残るというよりも辞めるつもりがないので、飲み会の誘いに対して悩んでグチを言いたいことは想像に難くありませんが、はっきりと相談者のスタンスを確認する必要はあります。
会社で長く働きたいと思っているなら、会社は組織なので人間関係は大事。上司には気に入られるように、同僚や部下とも仲良くするためにコミュニケーションの機会は増やしておいた方がいいよ。
ただし飲み会に取ってかわるもの、たとえば共通の趣味や話題があって、それで関係性を築けるのであれば飲み会にこだわらなくてもいいんじゃないかな。
こんなところですかね。自分が考え得る最も良い回答を提示するので相手にとっては耳が痛い場合もあるでしょう、というか痛いことがほとんどでしょうね。相談者に考えてもらう必要があるのですが、その時点で拒絶される可能性すらあります。
しんどいのに自分が損するかもしれない…なんだか考えるのがいやになってきました。
みなさんは相談されたときに、どんな回答をされていますか?
冒頭で正解がないと言いましたが、「お金にかかわること」「命に関わること」「人生に関わること」のような場合は、「本気の回答」の方が正解ではないかと思います。自分の発言でその人の一生に影響を与えるかもしれないと考えると無責任な発言はできないですしね。
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