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UXデザインAの授業を通して得たこと

常葉大学 造形学部2年の大村礼那です🙌

前期課程でUXデザインAの授業を履修していました。その中から大切な気づきを得たのでnoteに残そうと思いました。




授業でやったこと

この授業では、最初にUXデザイン理論を講義形式で学び、その理論をもとに実践するかたちでした。全部で15回あるうち、
⚫︎グループでの実践・発表が4回
⚫︎個人での実践・発表が3回
                 でした。

流れに沿って振り返っていきます。

グループでの実践

実践活動のテーマは「どうしても続かなかった〇〇が続いて習慣化した! その画期的なアイディアとは?」です。
グループ間で〇〇を決める時、習慣したら嬉しい〇〇ってなんだろう?と話し合い、早起き・節約・筋トレ・貯金…など案を出した中で読書をテーマにしました。
そして、インタビュー設計・調査→上位下位関係分析・ペルソナ設計→アイディア出し・CJM→UI制作→プレゼン発表をし、グループでの実践は終了しました。

上位下位関係分析をしている様子
アイディア出しをしている様子

個人での実践

そして同じテーマで個人実践することになりました。すると途端にできなくなりました。その理由が先生との対話により、
①グループ間で行ったインタビューが、インタビューを実施した人の力量不足なこと
②インタビュー対象者と自分が読書に対してこだわりを持っておらず、自発的ではないこと

の2つが見えてきました。
その結果、もっと自分ごととして愛を持って語れるものに新しくテーマを設定し直しました。

🌱テーマ
植物が好きであるのに、昔から3日坊主の私は水やりが続けられず、いつも枯らしてしいます。また、デスクリサーチからも同じように好きだけれど「水やりが難しい」「世話が大変」という人が多いことが分かりました。
なので、もし水やりが習慣化して、植物を最後まで育てられることができたら嬉しいなと思い、「植物を育てる」をテーマにしました。

🌱サービスコンセプト
個人の実践では時間が限られていたため、インタビュー調査を省き、自分をもとにVPCを考えました。

枯らしてしまった植物を見て、「また枯らしちゃったよ…なんでいつも育てられないんだろう」「次こそは絶対に育ててやる🔥」と思うことがあります。そこから、私は植物を育てることに対して、今までできなかったことを成し遂げて、自分は成長している・変化しているという達成感を味わいたいというインサイトを持っているのかもしれないと感じました。

そのインサイトをもとに、
植物の成長を通して自分自身の成長を実感することができるをコンセプトにサービスを提案しました。

提案したサービスデザイン


この授業から得たこと

個人実践では印刷をして壁に貼り、互いに見合い、付箋に気づきや意見を書いたり対話をしたりしました。
自分が提案したサービスのストーリーボードのところに「3年後にサービスを使わなくても育てられるようになるだとビジネスにならないのでは?」と付箋をもらいました。付箋を見た瞬間え、確かに!!やっちまった!と思いました笑
ペルソナの最終ゴール(習慣化したことでその人が成長したと言える状態)は、
アプリを使わなくても植物を育てられるようになる→植物だけではなく、野菜まで育て始める→育てたものを誰かにお裾分けしたくなる
なのかなと思っていました。
しかし、達成感に引っ張られて、テーマと共に決めたはずの自社が消えてしまい、ビジネスとして成り立たっていません😅

授業終わりの先生との対話から、
人の生活社会をみつめるUX効率性や利便性を求めるビジネス寄りのUIの2つを合体させたサービスを考えることは学生のうちは難しい。だから、今回はこっちに割り切ろうと決めて学んでいく方がいいかもしれない。と教えていただきました。今まで、UXとUIはセットのように思っていましたが、それぞれ相反する目的があることを学びました。(今更ながらですが)

正直、今まで学んだ授業は自分の中でどこかモヤモヤが残ったり、このままで私はいいのかな?と焦りを感じることが多かったです。個人での実践も結果としては、失敗してしまったかもしれないけれど、モヤモヤは無く、気づきを得ることができました。また、終始すごく楽しみながら進めることができました!

次は同じテーマで自社があるバージョンを考えていこうと思っています。今回は人の成長に着目していましたが、自社があってビジネスに寄ることで、どんな違いが生まれるのだろう?とワクワクしています🎶

最後に

大変長くなりましたが読んでいただき、ありがとうございます🙇‍♀️
これからも学びを増やしていきます💪

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