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「秘密」を誰かに話したくなる気持ち

弥太郎さんがゲストに出演したラジオを聴いてみたら、語り口とか日々見つめている方向とか、懐かしくなってきた。

一時期、インスタで連載していた弥太郎さんの投稿を楽しみにしていた。
言葉に棘がなくて聞きやすく、
文章を読んでいるのに弥太郎さんが話しているように感じていた。

タイトルは東京経済だからか堅いんだけど、
これまでぽつぽつと書いてきたエッセイ的なものたちの出どころが言語化されていてすごくうれしかった。

ラジオでも話しておられたんだけど、
日々過ごす中で見つける「秘密」をみんなに話したい!という思いがエッセイというかたちになっていくそう。
この記事でも、「知る」と「分かる」の違いから、「わかりたい」という好奇心を大切にしなさいと励ましてくれている。

自慢したいわけではないけど、
以前友だちが、私と話をしていると楽しい!と言ってくれたことがあった。
その時私は、
たぶん私は物事を掘り下げていきたい欲求が強いからだと思うと答えていた気がする。

私は、いろんなプライドから知っておきたい欲求も強い一方で、
分かりたい欲求もかなり強い。

普段何気ない生活の中でふと、
弥太郎さんの言う「秘密」みたいなものが浮いてくることがあって、
ああ これだれかと共有したい...と思うことが多々ある。

あまり結論めいたことを語りたくはなくて、
いざ文章にしてみると上手くまとめなきゃ...と頑張ってしまう癖があり、かたちになっているものは少ないですが。

結婚してから、
そういう、ふと気づく「秘密」を思うことがけっこうあって、
どうやったら弥太郎さんみたいに自然に外に出せるようになるかなと思ったりしている。

既婚者、主婦、アラサーみたいな肩書きやジャンル分けが語る文章ではなくて、
(これがたぶん「情報としての文章」を求める人をはじいていく方法なのだと思う)
これを書いている人は誰かわからないけど、読みたい文章を書きたい。

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