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活字・マンガをどう読む?なつめれいなの読書論

こんにちは。
LGBTQライターのなつめれいなです。

私が運用しているアカウントのひとつに、「マンガ書評・紹介ライター」でやっているものがあります。

そこに読書の効果に関するツイートがありました。

私も同じことを感じていたので、引用ツイートをさせていただきました。

元ツイートの中で、特に共感しているのは「語彙力の向上」と「知識と好奇心」です。私自身も同じことを実感しています。

この投稿では、下記の2点がテーマです。

●なつめれいなの子供時代
●なつめれいなの読書論

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よく言葉について聞いていた子供時代

父は自営業、母は会社員で共働きでした。
実際には誰かが家にいましたが、みんな忙しかったので、よく家で本を読んでいました。

4歳上の姉、10歳・14歳上の従姉・従兄がいて本が豊富にあったことも影響していたのでしょう。

とはいえ、小学校低学年当時の私には難しかったので、よく祖母に字の読み方や意味について聞いていました。

祖母に「意味はわかるの?」と聞かれていたものです。それはさておき、祖母も辞書を引きながら教えてくれました。

このやり取りは小学校3年くらいまで続き、ちょうど誕生日が近づいた頃に「辞書を買ってあげるから、自分で調べなさい」と、国語辞典と漢和辞典が買い与えられました。

最初に教わったのは、辞書の色が変わっているところに『「あかさたなはまやらわ」と書いておくと、言葉を調べやすいこと。漢字の偏やつくりの調べ方ですね。

今でもよく覚えています(笑)

当時、夜遅くまで本を読んでいると、祖母に「朝起きられなくなるから、読むのをやめて寝なさい」と言われていたものです。「本を読みなさい」ではなく、「読むのをやめなさい」と叱られていたのは、私くらいかもしれませんね^^;

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なつめれいなの読書習慣

一応書評・レビューを書くのが仕事なので、マンガからビジネス書・小説・雑誌・新書など、幅広いジャンルの本を読んでいます。

特に好きなのは百合(いわゆるガールズラブ)作品で、その他には柔道などのスポーものや落語・講談・漫才など寄席芸能に関する本も好きです。

雑誌・マンガも含めると、だいたい年間900~1,000冊くらいは読んでいます。

マンガは画から文章を創造する

今さら言うまでもありませんが、マンガは画で表現した作品です。
セリフや背景の説明などが書かれていますが、基本的には画を読み進めます。

なので、そのまま画を読んでもいいのですが、私はそこからイメージできる文章を考えて書き出しています。

「面倒くさそうな読み方」と言われそうですね(笑)

ただ、「マンガは主に子供が読むもの」という先入観があるのか、活字と比べると自主規制は少ない傾向にあります。もちろん、あからさまな性的表現や差別を連想させるようなものは弾かれるものの、それ以外は意外と本音が出やすいメディアです。

そういう事もあってか、読む側も感情移入しやすいといえます。

だからこそ、本音も交えた文章を考えながら読むわけです。

活字本は行間に出てくる画を創造する

活字本には挿絵が入っているものもありますが、基本的には文字だけです。
なので、字面を追いかけながら読み進めていきます。

ただ、活字に苦手意識のある人は、読むだけでダメという人もいるでしょう。

小説やビジネス書などの活字本の場合は、字面から出てくるものはもちろんのこと、行間からにじみ出てくる画を思い浮かべながら読んでいます。

特に行間は大事で、「どういう意図でこう書いたのか」を読めるかどうかで印象も大きく変わるでしょう。

逆にいえば、行間を読みにくい作品に当たってしまうと、退屈な読書になってしまいます。

それぞれに好きなジャンルがあるはずなので、仕事で必要なもの以外であれば、好きなものから読みはじめるのがおすすめです。

最後に

古典や近世文学も面白いですが、それだけが読書ではありません。

そうした系統の作品が好きな人におすすめ作品を聞くと、これらを中心にして勧めがちです。しかし、読書習慣のあまりない人にいわゆる古典や近世文学を読ませるのは、マラソンを走ったことのない人に、いきなり42.195kmを走らせるようなもの。

ストレスから、本を遠ざけてしまうようになるかもしれません。

私の読み方は少々特殊ですが、それぞれの読み方を見つけて自由に読書してみてください。

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