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透けるブラジャー、香るシャンプー

こんにちは。水島です。

私は常々同性が苦手な話をしています。とにかく同性に嫌われまくるんです。この理由は今日までわかりません。

ものすごく性格が悪いと評価されている女の子でも絶対に孤独ではないし、なぜ比較的無害(?)な私がこれほど嫌がられるのか、本当に誰か教えてほしいです。

一番確実なのは、小学校から高校までの同級生女子たちに私の何がそんなに気に食わなかったのか証言してもらうことですが、そんなことはまあ不可能なので、いろんな角度から検証していこうと考えている次第です。

私は過去の記事でもお話しましたように、『普通の女子』に憧れました。
しかしその普通というのは『とりあえず孤独ではないこと』を指しました。
いろんなタイプの女性がこの世に存在する中で誰とも『セット』になれないのは私ただ1人だけだったからです。
(↑セット、というのは完全に水島用語なんですが、ある集団、社会に属していると自然にくっつく人ができますよね、そのことを言ってます)

ですから私は必死で『セット』をゲットできる人物になろうと必死でした。女子の嗜好をひたすら追い、真似しました。誰も見向きもしてくれなかったけど、屈辱感から努力せずにはいられませんでした。

私は見下された存在だったので、時々ずけずけと同級生女子からダメ出しを食らうことがありました。でもそれすら貴重な情報のように思えていたのでしょう。

今回はちょっと理不尽なダメ出しを紹介しようと思います。

①シャンプーの流儀

中学生の頃、何かの折に同級生の女子から『シャンプー何使ってんの?😕』と聞かれました。
私はリンスインシャンプーを使っていると答えました。『ソフトインワン』という製品だったのを覚えています。(調べたら今でも販売されてるようですね)

そしたら、そのジョシはゲラゲラ笑って周囲に言いふらしました。
『マジでwwwwwwwリンスインシャンプーwwwwwwリンスインwwwwwwリンスインシャンプーって髪に悪いんだよwwwwwwwww』
『ね~~~聞いて!!玲ちゃんってリンスインシャンプー使ってんだってwwwwwwwwwww』

私は単純にめんどくさかったのと、動作がモタモタ遅く家族から風呂が長いと言われてしまうのでリンスインシャンプーを採用していただけでした。
今でもどーしてもめんどくさいとき用にリンスインシャンプーは風呂場に置いています。

衝撃を受けた私は、その日からシャンプー・コンディショナーの2段階シャンプーを実行する決意を固めました。すべては誰かとセットになるために。

…なんか書いてたら泣けてきたな!!ガハハ!!


で、結果ですがシャンプーとコンディショナー2本使いにしても私の地位は変わりませんでした。
私がリンスインシャンプーを使っていることをゲラゲラ笑った子は、プールの後の濡れた髪に何十回とクシを通していました。私にはそれがとても無駄な行為に思えました。


②透けるブラジャー

『えwwwwwwまだブラしてないのwwwwwwwww』
と、同級生女子からバカにされたことがありました。これはリンスインシャンプーの件よりも大きなトピックとして扱われました(クソ泣ける)。

背中のモリッとしたブラ線が見えていなかったことからイジメられたんです。私はブラジャーデビューするのが遅くて。

女の子たちは私の胸、ではなく背中を見て笑いました。

同級生女子たちはもう立派にブラジャーをつけていて、制服から見事に透けさせていました。
シャンプーの件と同様に、これも真似しない手はないので母にブラジャーを買ってもらいました。サイズなんかテキトーです。”着用してるアピール”が目的でしたから。

私は自信たっぷりに、ブラジャーの上に直で制服を着て学校へ行きました。
そうしたらあんなにバカにしてきた女子たちが『そうだよちゃんとブラ着けなよ~!!』と褒めて?認めて?くれたので、これだけはそこそこの成功体験とはなりました。

以後、透けるブラジャー、がイジメられないための防具の1つとなりました。

…今考えると恐ろしいことこの上ないって。

身を守るために下着を丸出しにするというブッ飛んだ思考…
でも、それだけ必死だったんですよね。標準の女子と全く同じになりたかったから。

ブラジャーが透けるのは身だしなみ及び防犯として、絶対にやってはいけないことだと思います。私が母親だったら張り倒しますよ。。。
あとパンツの三角線も出ないほうがいいです。

あのスタイルは絶対に真似するべきではなかったし、人の下着事情に難癖つける女子どもが圧倒的に悪かったと思いますが、すべては私の地位の低さにありました。

ブラジャースケスケのアホよりも立場が下だった私は、男子とはまた違った理由で透けるブラジャーに焦がれていたのです。


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