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無知が1番の罪〜無知脱出作戦〜ep:2

前回に引き続き、無知脱出作戦(現在進行中)シリーズです!!

先月まで2週にわたりオンラインセッションで
『フェミニズム』について学んでいた。

このep:2では、第1週目に学んだ言葉本来の意味や社会構造について、そしてなぜ性差別が起きるのかについて書いていきまーす。
そのため、今回は私が普段考えてることというよりは、学んだことを書き起こしているので、ツラツラ文字が続くと思いますが...

よかったら最後まで読んでください!


そしてそして..!!!

もちろん私と同じくらい何も知らなーいって人も、そのくらい知ってるわーって人も、

読むごとに一回自分の頭で考えてから、イメージしてから下にスクロールしてもらえると、

へぇ〜〜自分ってそんな世界にいるのね〜
自分の周りにこういう人いたかも〜
予想してる意味と違ったな〜

と、いちいち"へぇ〜〜"が増えていくと思う笑

これはまさにセッションを受けている時の私です(笑)
ちょいちょい問いかけがあるので考えてみてください



フェミニズム...この言葉を聞いてどんな事が思い浮かびますか。


私は素直にこう思った。

最近よく耳にするな〜
SNS上でも議論されていたり、特に海外に住んでいる人がよく発信しているところをみるな〜
女性が取り上げられているイメージだから、女性差別っていうものかな〜

1番最初の頭の中はこんな感じだった。

『フェミニズムとは、性差別をなくし、性差別的な搾取や抑圧を無くそうとする思想や運動のこと』である。

フェミニズムというと、女性の差別という認識であったが全く違った。
対象が女性だけでなく、すべての性が対象となるのだ。

そして、フェミニズムと同時によく耳にするのがジェンダーという言葉。


ジェンダーと聞いてどんなことを想像しますか


『ジェンダーとは、中間項が存在しない二項対立的概念に基づいた、社会・文化的カテゴリー』のことである。

私はこの言葉を聞いただけでは理解しきれず、より詳しく教えてもらいました。
理解していくと、この社会的・文化的カテゴリーという点に納得しました。
なぜなら、今まで生きてきた24年間、日常的に自分がそのカテゴリーにいたからです。

社会的・文化的というのを例と共にみると、とてもわかりやすい。

ex)男だからしっかりしなさい
ex)女だから気をつけなさい
ex)リケジョ、歴女
ex)痴漢に気をつけよう

などが挙げられます。

要するに義務教育、メディアにより、特に家庭内、交際関係内で日々植え付けられている言葉たちです。

幼い頃から何気なく、家で、学校で、そして成長しても雑誌やSNSでも当たり前のようにこのような言葉で育ってきた人は多いと思う。
何気ないが故に、これらの言葉に私は違和感も感じず、反発もせず過ごしてきた。

そして学んでいくと、このセッション中に私はそれが違和感として扱うべきなのものだということに気づいた。

例えば「痴漢に気をつけなさい」を言い換えると、痴漢がある前提で話が進む。

または、「リケジョ、歴女」なぜある特定のものに詳しい女性のことを〜女として扱われるのか。リケメン、歴男と言わない。
女だけでなく積極的に育児に関わる男性のことを「育メン」と呼ばれる。子育てをする女性のことを育ウーメンと言わないのに。

なぜなら、女はこうであるべき、男はこうであるべき!が前提にあり、それから外れるもの、当てはまらないものを強調するためにそういった言葉が作れられるからです。
そしてこの固定概念は特定の誰かが植えつけているのではなく、自分の気づかない頃から家庭や教育の場で無意識のうちに根付いています。

フェミニズムとういうのは冒頭で書いたように女だけでなく、全ての性が対象と書いた。全ての性ということは、男・女だけでなく私たちだけでは数えきれないくらい性の数のことを意味する。

最近では有名人が自分は見た目は男だけど心は女として過ごしてきたなど、カミングアウトする人が増え、少し前に比べると認知度は増えてきている。

では、そもそもなぜ人間を、男・女に部類するようになったのか、そしてそれ以外の人は特別な扱いを受けるようになったのかを書いていく。

この内容は知れば知るほどいかに自分が生まれてから知らないうちに植え付けられたものが固定概念だったかに気づくことのなる。

いつから自分を男として・女として意識しだしましたか
そして男・女・その他の構造を考えたことはありますか



男と女。これに分けられる元となるのは、全て二元論に基づいて社会が形成されているからです。
そしてこの二元論があるがゆえに性差別がおきます。

下の図を見るとわかりやすいです!

△男性
◯女性
→排除
=結合

円の中は男同士の絆が生まれています
しかしひとつの△が別の△に好意を持つと、好意を持たれた△は自分が男からの性の対象となることを嫌がります。(=男性の主体性の保持)
そしてその△を円の中から排除しようとするのです。
男から認められず排除された男性のことを女ぽいと言います。

◯の女に関しては、円の中の男性と結合する女性を社会一般的にモテる=美人と言われます。
そして中の△と結合しない女性をモテない=ブスと言います。

これを見るとひとつわかることがあります。

それは常に男が主体であり女が客体であるということです。
男に認められたい男
男に認められない男(女ぽい)
男に認められたい女(モテる)
男に認められない女(ブス)

円の中の男性にとってありか、なしかで排除されたり結合されたりしているのです。
そのため女性は客体化されやすく物化してしまうのです。
物化してしまうことでレイプ、性犯罪、過剰かつ非現実的なAV、DV、痴漢があって当たり前の社会になってしまいます。

自然に起こってしまっていることを、このように文字化するととても理解できます。



男性から好かれた男性は排除したくなるのは自然現象です。
でも男性が男性を好きなったのも同じく自然現象です。

そのため、この構造を理解することで、だれが悪いとは言えなくなるなと私は思いました。

ただ、見直すべき点は日常に沢山あることがわかりました。

無意識のうちに植え付けられる場所、教育の場、家庭などで改善できることは沢山あると思います。そして、自分とは別のカテゴリーの人は沢山いる、ということを知るべきです。

知らないが故に、自分の自然現象を崩されないように守らなきゃと相手に攻撃的な態度を取ってしまったり傷つけてしまうと思うからです。


ここで自分の中で原点に戻りました。


『無知が1番の罪』


いくら、自分は全ての性に寛容的である、と思っていても、自分の性が形成された過程、無意識に植え付けられている固定概念を理解しているのとしていないのでは、相手に対して寄り添える距離は違ってくると思う。
自分がどんな社会構造の中にいるか理解する必要があると思ったので、拙い文章にはなったけど、今回は私が考えていることより、事実や言葉の意味、構造についての内容を書いてから自分が思うことについて書き進めたいと思いました。

きっとまだまだ私の知らない社会構造や説というものは沢山あると思うけど、これが私が学んだ内容です。


この文章を書くにあたって協力してくれた方に感謝します。

そしてこんなにも長い文を読んでくれた方に感謝します。
文字だけではもちろん理解しきれない部分も沢山あるけれど、この記事が誰かの知るきっかけになればいいなと思う!私がセッションを通して知れたように。

Ep:3は今回のフェミニズムに対して私が思ったことを本当に素直に全部書こうと思っています!お楽しみに〜!

おしまい☺︎



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