見出し画像

『Pルパン三世 復活のマモー』のシステムを簡単解説

こんばんはこんにちは REIKOUです



『Pルパン三世 復活のマモー』が全国導入されてから約1週間が過ぎました。

稼働は良好というわけではありませんが、2000発が71.5%ループの出玉力はなかなかのもので、ドル箱を積み上げてる光景をよく見かけます。


前回私の記事で新台ルパンの初打ちの感想を書きましたが、その時「システムが複雑」という話をしました。

その時の記事はこちら


大まかなゲームフローは小冊子に書いてありますが、詳しい内容までは書いてありません。

実際に打ちながら首を傾げている人もいるので、システムを理解出来ずに皆が敬遠してるせいで稼働が伸びないのもあるのでしょう。

特に意識せずとも打つことはできるのですが、「どうなっているのか知りたい!」という人の為に、今回は細かいシステムの内容を私が分かる限りで簡単に説明していきます。



まずはこちらの表を見てください。

画像1

これはルパンマモーの新台情報が出た時にネット上で出回ったスペック表です。

正直これを見ただけでは意味が分からないと思います。

この表で最も注目してほしいのは、1番下に書いてある


[確変は7回リミット]という部分です


確変リミットタイプを知らない人の為に説明すると、通常大当たりを引いてから規定回数まで確変状態が継続し、リミットに到達すると通常確率に戻るというものです。

最近の台だとヴァルヴレイヴやターミネーターがこのシステムを使用しています(ヴヴヴはリミット以外で通常大当たりもありますが)

この台だと初回の非リミット時大当たり確率1/22、2〜7回目の大当たり確率1/19となります。


そしてその状態が

通常時(特図1)にも適用されています


通常時は1/22(1/19)で大当たりするのですが、そのほとんどが2Rになります。


画像2

2Rに当選すると上の写真のVS部分にあるアタッカーが2回開放し、2球入賞の30発の払い出しで終了します。

解放時間は短いですが、「狙え!」の指示が出てからすぐ打ち出せば問題ありませんし、リーチ経由ではなく通常変動終了後に発動するので保留を貯めようと左打ちしていれば勝手に入賞しています。


ではどうすれば最終決戦モード(右打ち)に突入するかというと

10R大当たりの振り分けを引くと突入します


スペック表にある3.8%か2.6%(計6.4%)の振り分けの10Rを引くことが出来れば図柄揃いの大当たりとなり、右打ちの最終決戦モードに突入します。

10Rの一部で最終決戦モードを挟まずルパン・ザ・ショータイム(ST)に直通する大当たりもあるので、その全てを合算すると図柄揃い確率が1/319.7となります。



次に最終決戦モードについてです。

図柄揃い大当たりから突入する最終決戦モードは3段階に分かれています。

画像3

この中で初回の最終決戦モードでST突入を告知することが最も多いです。

その理由は

図柄揃い大当たりでST突入確定の振り分けを引いていたら、最終決戦の演出で見せているからです


先ほど通常時の10R大当たりを引けば右打ちに突入と書きましたが、その中で[電サポ次回まで]の振り分けがあります。

この10R大当たりを引いた時点でST突入が確定しますが、そのほとんどが最終決戦で当たったかのように演出で見せるようになっています(一部で直通演出を選択)

なので最終決戦で勝利することが多くなります。

同メーカーの百花繚乱サムライブライドの「サムライクライマックス」と似ていますね。


もちろん残りの10R大当たり[電サポ14回+残保留4回]を引いた場合はSTは確定していませんが、電サポ(特図2)で大当たりを引ければSTに突入します。

元々STが確定している振り分け+電サポ中に大当たりを引く確率を合算して、ST突入率が83.4%となります。



続いて右打ち中の大当たり関連についてです。

最終決戦モードでST突入が確定したら、最初はランクアップボーナスかルパンボーナスからスタートします。

この大当たりは

通常時からの残りリミット回数で変動します


図柄揃い大当たりから7回目のリミットまでの残りの回数を参照して、ランクアップボーナスの継続回数が決まります。


一連の流れの例を挙げると

①通常時の非リミット状態で2回2R大当たりを引く

②3回目の大当たりで10R+電サポ次回までの振り分けを引き、最終決戦で勝利してSTを告知

③ST突入の演出が発生した後、ランクアップボーナスがスタート

④7回目のリミット到達まで残り4回あるので、ランクアップボーナスは4回継続

このようになります。

ランクアップボーナス中は1回の大当たりが終わったら特図2を高速消化し、1/19を引いたら次の大当たりが発動して、これを7回目のリミット到達まで続けることになります。

もし通常時の図柄揃い大当たりが非リミットから6回目だった場合は、7回リミットまで残り1回しかないのでランクアップボーナスではなくルパンボーナスとして告知されます。


ランクアップボーナス後はSTに突入しますが、電サポ23回+残保留4回の内に1/22の当たりを引くことが出来ればようやく本機の目玉である約2000発の大当たりとなります。


ここまで読んだら気づかれたと思いますが、約2000発の大当たりは

10R大当たり×リミットまでの7回分を1つの大当たりとして見せているのです


なのでリミットまで残り何回か分からない初回だけランクアップボーナスという形式をとり、ST中の大当たりはリミットまで0回からスタートなので、10R×7回分で2000発が出るというわけです。

7回目のリミット到達後は通常確率に戻るので、ST中の大当たり確率は1/22になります。


ここで疑問に思った人もいると思います

なぜ10R×7回で2000発なのか?


もう一度スペック表をご覧ください。


画像4

アタッカーの賞球は15×1カウントと表示されているので、10Rで150発の払い出しとなります。

これを7回やったとしても150発×7回で1050発の払い出ししかないはずです。


では何故約2000発も出るのかというと、答えはとても簡単で

オーバー入賞しやすいアタッカーに設計されているからです


画像5

写真上の赤い丸で囲んである部分がアタッカーになるのですが、他の台のアタッカーと比べてかなり横長になっています。

こうすることでオーバー入賞の発生率を上げて、設計上では10R1回で270〜300発出るようにしています。

もちろんタイミングが合わなくて1個しか入賞しないこともありますが、逆に3個入賞したりとバラバラなので「2000発以上」ではなく「約2000発」と曖昧な表記になっているのです。



簡単ではありましたが、これでルパンマモーのシステム解説を終了します。

他にも細かい数値はあると思いますが、現状出回っているのはこのスペック表だけなので、この数値と私の打感で説明していきました。


最後にここまでの内容のおさらいを箇条書きします。

・通常時、右打ち共に7回リミットの確変機

・通常時は1/22(1/19)の大当たりを目指す

・大当たりの振り分けのほとんどが2R通常ですが、6.4%の10R大当たりの振り分けを取ることが出来れば右打ちに突入

・最終決戦で勝利すればSTだが、すでにST突入が確定している場合も演出で見せている

・ST突入時はランクアップボーナスからスタートし、継続回数はリミット到達までの残り回数で変化

・ST中の大当たりはリミット7回分を1つの大当たりに見せて、約2000発の出玉をもらえる


理解すれば簡単なことかもしれませんが、正直細かいことは気にせず打った方が楽しめると思います。

個人的な楽しみ方として、ST終了後は必ずリミットまで0回の状態なので、2Rを何回引いたか数えながら打つと、図柄揃い大当たりからランクアップボーナス当選時に残りリミット回数がどれだけなのか分かるのでオススメです。

この内容を覚えておいて、ルパンマモーを楽しめたら幸いです。


ではまた♪


今日の一言

『ずっと[ST]って書いてたけど詳しくは時短突破の方が合ってるかも』





noteまとめ『文書遊戯』に参加しています
http://kingchan.wp.xdomain.jp/




サポートして頂けると今後の活動のモチベーション向上に繋がります。よろしくお願いします!