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残業クッキング#2

「零細町工場の社長」です。モノづくりの街、東大阪で品質の高いカッターマットを作って/売ってます。

カッターマットの製造販売もしているんですが、本業は裁断加工をいとなんでいる町工場です。今週はありがたいことに裁断の仕事が結構パツパツ気味に詰まっていました。モノをイチから作って売ってみてわかったのですが、裁断加工は利益率としてはとても良い仕事です。機械さえあれば、実際に掛かるのは人件費と電気代と細々としたものぐらいです。まあ、その機械がとても高いのですが。

「加工」なのでどれだけ”正確”に”綺麗”に”速く”できるかを突き詰める意識ではやっています。そこに加えて弊社は、刃物を使って仕事をしているので特に”安全”というポイントもとても大切です。万が一にも誤って指を落としてしまっても、指は生えてこないですから。安全については慎重になりすぎることはないと言えます。

つまり、”安全””正確””綺麗””速く”加工する〝腕〟を〝お金〟に変換していると言えます。まあ、その仕事が可能な機械(設備投資)も必要ですが。でも「どういうことができる」「どのサイズ」の機械を導入するかも〝腕〟のひとつと言えます。

話が逸れてしまいました。モノを製造して販売するという「メーカー」の仕事も始めましたが、30年以上に渡り生業にしてきた加工業もとても大切にしていますよって話です。

そして、その裁断加工の仕事が今週珍しく結構忙しくありがたかったのですが、その”ありがた”の嬉しすぎる弊害として、それ以外のメーカーとして進めなきゃいけない仕事が結構停滞してしまいました。

ギリギリまでやって閉店間際のスーパーに行きます。割引の”おつとめ品”を中心に漁ります。

本日の食材たち

本日の献立は、キノコのペペロンチーノ。前日もうろうとした意識の中で見たYouTubeで紹介されていた逸品。おぼろげすぎる記憶の中、完全にヤマカンで作っていきます。

「ペペロンチーノ」=「唐辛子」。喫茶店とかでも食べられるパスタの「ペペロンチーノ」の本名は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」ですね(誰でも知ってるか)。つまりアーリオ=にんにく、オーリオ=オイル(オリーブオイル)、ペペロンチーノ(唐辛子)のソースで和えたパスタというわけです。大体これにイタリアンパセリが入ります。シンプルかつ最も基本的なパスタですね。

今日はこれにキノコを炒めた物を和えてソースをつくります。キノコは3種あると旨味が相乗効果で増すとか言われているとかどっかで聞いたことがある気がします。だから雪国まいたけの3種のキノコパックを。舞茸、ぶなしめじ、エリンギでしょうか。

1.熱したフライパンでキノコを炒めます。with少量のオリーブオイル
2.キノコが熱したら別皿に上げて、みじん切りにしたニンニクと唐辛子を大さじ1杯ぐらいのオリーブオイルとともに弱火で熱します。(イメージは、油にじっくりとニンニクの香りと唐辛子の辛味を移す感じです)
3.2で出来たアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノソースにキノコをイン。白だしと水入れてかき混ぜます。
4.アルデンテより1分ほど早く上げて3のフライパンの中に入れて強火で混ぜながらソースを吸わせます。

ここで気づいたのですが、イタリアンパセリ忘れたなーと。思ったので、青ゆずの皮を削りました。


麺茹ですぎました

あまりに映えないパスタの完成です。キノコの旨味って特徴的で強いですが、その対比としてゆず皮の爽やかさがいいバランスになってました。白だしのほんわかした旨味もキノコの旨味の角を丸めています。でも麺茹でる量間違えました。

お腹いっぱいだと苦しいですよね。食後の感想が「美味しい」ではなく「苦しい」になっちゃいますよね。食べ放題とかあんまり行きたくないですね。飽食の時代に生まれ育った生意気な感想だとは思いますが・・・。

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