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『切られ役』SHIRO-白 発売

「零細町工場の社長」と申します。モノづくりの街、東大阪で吹けば飛ぶくらい零細な町工場を営んでいます。

弊社は普段は「裁断加工」という“物を切る”仕事を生業としていますが、オリジナル製品の製造/販売も行っています。

その自社製品がプロ仕様カッターマット『切られ役』です。


カッターなどのナイフを使って本気でモノづくりに取り組む人に満足してもらえるような道具を目指しました。特長は3つ。

・“上質な切り心地”
:カッターマットの最も基本的な機能=“切り心地”に徹底的にこだわりました

・超シンプルデザイン
:作業の邪魔をしないシンプルなデザインを心がけました。商品名や社名など必要のない印刷は一切していません。

・目にやさしい“配色”
:長時間の作業でも目が疲れづらい“ローコントラスト”な配色にしています。「黒のマット地」に「茶色の印刷」。目立つ配色に比べて目がチカチカしにくいです。

そして今日の本題です。

従来、「色展開」は黒×茶の1パターンでした。しかしお客様からの「白の『切られ役』も欲しい」という熱い声があり、試作品は作ってありました。

「白のマット地」に、明るめの「白のマス目」。競合製品でも中々見かけない配色で、試しに作ってみたものの結構気に入っていたのでした。

しかし、白だけあってやはり汚れが目立ちやすい…。かといってグレーにしたら結構見かける色だしなあ、と調整を繰り返し。ほんの若干グレーがかった白へと落ち着きました。


「切られ役」白
グレーがかった白に、真っ白なインクのマス目

真っ白の時よりはマシとはいえ、黒と比べると汚れは目立つでしょう。でも「白い皿」がもっとも料理の色彩、質感を際立たせるように。皆さんがモノづくりに本気で取り組んだ“成果”が、この『切られ役』白の上で輝いてくれたらいいなあと。そんな思いで作りました。

10月1日から正式に販売を開始しました。現状はオンラインストアのみの販売ですが、じきにAmazonの方でもお求めいただけるようにするつもりです。

ひとりでも多くの方に長く愛用していただける“道具”になれたらいいなと願っています。

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