見出し画像

盆休み・業務(外)日誌 その4

こんばんは「零細町工場の社長」です。いよいよ盆休みも4日目です。「いよいよ」とか言ってみましたが別に何があるわけでもありませんが。

窓を開けると緑のにおいとヒグラシの鳴き声がします


20代の頃からのマイベストフレンド、腰痛が爆発しているので温泉地に来ています。とはいえ心臓も怖いので断続的に半身浴だけを繰り返します。

それ以外は家族と協力して公式オンラインストアのリニューアル作業を続けます。見やすさ/分かりやすさを一番大切にしながら、デザイン的にも慎ましい整いがあるものにしたいです。

私は基本的にパーツパーツごとの文章を書いていきます。そのパーツで伝えたいものは何なのか、自問自答し整理して大切な順に並べて言葉を選びます。誰に習ったわけでもないので正解かどうかはわかりません。お客さんが判断してくれるのみです。正解なのかそうじゃないのか言葉をかけてくれることはまれで、数字だけがお客さんが出してくれる正直な答えなのでしょう。

でも、大きな数字を残しているはずのメガメガな大企業。そのオンラインストアでも「めちゃくちゃ見にくいな」とか「これどういうこと?」とか「ここ何がしたいの?」とか思った経験、私はめちゃあります。

その道十数年とか数十年のプロ中のプロが束になって作ってもそうなるんだから色々な難しさがあるんだと思います。過去や他社の成功例を参照しがちとか、しがらみや慣習から逃れられないとか、決定権持ってる人が根本的に無理解だとか何とかかんとか。

普段は使い手の立場なんだから、気持ちよく見られて簡単に分かるサイトを作りたいです。出来るかどうかはわかりません。でも出来るまで何度でも繰り返し磨き上げることは出来るしやりたいなと。

あとは新製品のパッケージデザインも日中取り掛かりました。大枠は決まったので、これまた細部のコピーとかを練っていきます。当然そんなキャリアもスキルもないのですが、やるべきことを自分が責任を持ってやり通すシンプルな仕事です。

仮に出来上がった案を近しい人たちに見せて多くの意見を集める→製品のコンセプトの幹からズレないようにフィードバックを自分ひとりの頭で取捨選択していく→仮の案に修正を加えてまたみんなに見せる…これを繰り返します。良い鋼を作るために鉄を熱して何度も叩くようなイメージです。

なんでもやってるようで、周りの力を借りてなんもやってないとも言えるかもしれません。それにやっぱり素人なので上手くはできていないかもしれません。でも最終的に良い製品を作るために試行錯誤を繰り返し続けていく意志は捨てないようにします。出した後も細かく変えていきゃいいんだろうし

以下、私が経営しているしがない零細の町工場が作った初めての製品プロ仕様カッターマット『切られ役』です。カッターナイフをハードに使ってる人にも納得してもらえるような品質を目指しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?