見出し画像

CEOの夏休み#1(小豆島ところどころ)

どうも「零細町工場の社長」です。土日を使って夏休みを取っています。

夏休みの始まりです
明石海峡大橋をくぐり…


神戸港から船に乗り込み訪れたのは…
そう

ここは醤油と佃煮の町


瀬戸内海に浮かぶ離島、小豆島です。
ここ5年でほぼ毎年行ってるような気がします。好きなんですよね。船でしかいけない(船旅を楽しめる)、海が穏やか、温泉が湧いている、魚も野菜も美味しい、最低限の生活機能はある。文句なしでしょ。

狭い坂の路地を上がって…

今回滞在したのはホテルや旅館ではなく民家です。築90年の純日本家屋。家電や虫除けなどはちゃんと整備されてて私は不便を感じなかったです。

広々とした畳の和室
なつかしの蚊帳です

そして今回の滞在の目玉は料理です。地元の魚を使った料理を囲みつつ友人たちと楽しく語らいたいなあと。

調理器具や食器も充分揃ってました

ガスが一口しかないのが惜しいですが別に大した問題ではないです。さっそく買い出しに向かいます。

地魚を扱う鮮魚店「魚伝」
干魚もありますが基本鮮魚店です。
質問しながらお好みを伝えると見繕ってくれます


小豆島にはスーパーが4つあります。ありますが、地元で水揚げされた魚は中々流通してないのが現状です。でもここ「魚伝」さんは、地元で水揚げされた新鮮な魚をかなりうれしい値段で販売している素晴らしい鮮魚店であります。

基本的に何があるとかは書いてなくて、店員さんに話しかけて希望の魚を買うスタイルです。相談にも親切に乗ってくれます。

「刺身食べたいんですけどお」と漏らすと

鯛、タコ、イカをみつくろってくれました。どれも鮮度グンバツです。わさび醤油で食べたり、オリーブオイルとレモンと塩で食べたりして大きな声出しながら悶絶しました。

「鯛をアクアパッツァしたいんですけどお」とお願いすれば、エラとハラワタを取ってくれ…
「アジをなめろうにしたいなあ」といえば、頭とハラを落としてくれました。ありがたやあ

モノに間違いなさすぎます


風土に根差した“商い”、素晴らしいですよね。別に「老後は」と言わず今すぐにでも移住して毎日美味しい魚を楽しく料理する暮らししたくなります。私の生まれ故郷のエーゲ海の島々を思い出させる海と気候と食材に愛された島です懐かしいです。すみませんうそつきました日本生まれですすみません。

買い物の後は、ひと泳ぎしました

日が暮れて家に戻ると、缶ビールと白ワインを開けながら、どっさり買った野菜を次々とレモスコ風味の浅漬けにしていきます。

胡瓜、玉葱、人参、茗荷、セロリ、トマトを浅漬けに


無限に箸とお酒が進みます。オリーブオイルをたっぷり回しかけたらなお最高。そして箸と酒を進ませながら鯛を捌きます。

まな板の上の鯛を…
捌きます


そしてなんやかんやで出汁引いたり、鯛をオリーブオイルとかなんやかんやで炊き込んだりなんやかんやしてアクアパッツァの完成。

瀬戸内鯛のアクアパッツァ

“あっさり”と“旨味”が高いところでぶつかりあって緊張感をもたらす絶品でした。ワイン飲みすぎてしまいましたあ。ではまた明日。旅は続きます。

弊社では普段料理ではなくこんなの作ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?