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文フリ東京に出す北欧フェミニズム入門の原稿 紙版はこちらで買えます。北欧フェミニズム入門(2019年11月24日文学フリマ東京) | hokuoufeminism https:/…
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2019年10月の記事一覧

テレビ番組『Øgendahlと偉大な作家たち』カーレン・ブリクセン編④最終

アフリカの日々/アフリカの農園 冬の物語 私は誰? アフリカの日々/アフリカの農園  続きです。文学批評家Anne Marie Maiはこう言います。 「1作目が出された3年後の1937年、『アフリカの日々/アフリカの農園』が出されました。これはご存知の通り、彼女の代表作です。これは彼女のアフリカでの体験、経験を解釈して書いた本です。色彩、景色、物語に満ちたこの本は、ムードたっぷり。比較文化的なものの見方がされています。ファンタスティックで読者の考察を促すこの本の世界に没

テレビ番組『Øgendahlと偉大な作家たち』カーレン・ブリクセン編③

『7つの素晴らしい物語』 アメリカ、デンマークでの受容、Isak Dinesenという筆名 ファンタスティックで、不条理で、不気味で、超自然的な文学 本嫌いな人に本に興味を持ってもらうための工夫 人間の多面性 芸術とは? 偉大な作家とは? ブリクセンと飛行機に乗って、鳥の目線で世界を捉える 『7つの素晴らしい物語』  前回お伝えした通り、絶望の淵に立たされたブリクセンですが、亡き恋人の”いつかこの物語を本にしておくれ。僕は君の物語が大好きなんだよ”という言葉だけを人生の道

テレビ番組『Øgendahlと偉大な作家たち』カーレン・ブリクセン編②

ブリクセンのモットーー勇敢でいよう、真実を語ろう 離婚と新しい恋人 鳥の目線で世界を捉える 恋人の死、仕送り打ち切り デンマークに泣く泣く戻る ブリクセンのモットーー勇敢でいよう、真実を語ろう  前回、アフリカでブリクセンが窮地に追いつめられたと書きました。  司会者のØgendahlが話していると、突然弓矢が飛んできます(この時の反応がさすがコメディアン、面白い)。 すると馬に乗ったPernille Højmark(女優で歌手で作家)が突然、ご登場~。弓を射抜いたのは

テレビ番組『Øgendahlと偉大な作家たち』カーレン・ブリクセン編①

カーレン・ブリクセンなんて読んだことないよ 女性が参政権を得ていない時代にアフリカで農園を営む 若い人への助言――”人を愛し、ユーモアと勇気を持とう” 父の自殺 ケニアでコーヒーのプランテーションを営む 夫の浮気で梅毒に カーレン・ブリクセンなんて読んだことないよ   『Øgendahlと偉大な作家たち』というデンマークの番組が好きだ。ナビゲーターのØgendahl氏はコメディアン。  カーレン・ブリクセンについてこう彼は言う。 「彼女はたくさんの本を著した。僕は読んでい