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一瞬を彩る花火のように

■ 初心者

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私は絵のセンスもなければ技術も知識も何もない状態で、最近になって絵を描く練習を始めたばかりの絵描き初心者です。

どんなに絵を描く練習を頑張っても頑張っても思うように表現できずに、すぐに嫌気がさしてしまうほどに。

もともと忍耐力がなかったり、ちょっと練習をしただけですごく練習した気分になるという自分の中の問題も大いにありますけど。

それでも、以前は途中で挫折したりしていたことも、とりあえず最後まで仕上げるというマイルールを作って今のところは守れています。

気分転換だという言い訳のサボりの時間も以前よりは減らすことができています。・・・ほんのちょびっとだけ。


■ SNSにアップ

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長い時間をかけて自分なりに一生懸命仕上げた作品は思い入れも強くて、早く誰かに見てほしいという気持ちになるのですよね。

そしてツイッターやInstagramやブログにアップしたりします。

お絵描きアカウントとは別に持っているゲームアカウントでは、二次創作の漫画もアップしたりしています。

本当に頑張って仕上げたので「見て!ほら!私頑張ったよ!!見て!!見て!!」という気持ちでワクワクとSNSにアップさせるのですが、残念ながらほとんどがスルーされます。

今でこそ、自分の画力や漫画の内容で独りよがりだと気付いて割り切ることもできるようになりましたけど、最初のころは「こんなに頑張ったのに・・・」と心が折れるような気持になりましたね。

どんなに時間をかけて描き上げても、他の人の目に触れるのは一瞬で終わるのです。一瞬すら見てもらえないかもですが。

私も今までは絵や漫画を見たりするときは、すごい作品に出合ってマジマジと見ることはあっても、完成するまでの時間と同じくらい見続けることはないだろうなと思うのです。

漫画は何年か経って、また読み返すこともあるかもですが、それでも完成するまでにかかった時間よりは見ている時間は短いと思います。


■ 努力とは

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誰の目にも止まらずにガッカリする気持ちはやっぱり隠せませんが、自分はどうだっただろうと、ふと考えてみました。

例えば、母が時間をかけて一生懸命作ってくれたご飯を、テレビを見ながらのんきに食べていた日々。

例えば、父が時間をかけて働いて貯めてくれたお金で、何も考えずにゲームを買ったりお菓子を買ったりして浪費していた日々。

でも父は私のためにこんなにお金を貯めたのに!とか母は私のためにこんなに頑張ってご飯を作ったのに!とかいちいち言わないのですよね。

たまに思ったりすることもあるかもですけど、面と向かって言われた記憶は今のところないです。

努力ってそういうものなのだと思いました。あえて言わない。そもそも、「こんなに頑張ったのに!!」と恩着せがましく言われても困るってものですよね。


■ 一瞬でも

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一瞬を彩る花火のように、努力よりも完成した作品を見てもらえるようになりたいと思います。

たとえ一瞬だけでも、誰かに見てもらえて「お!」と思ってもらえるような作品を生み出せるように努力していきたいと思います。

SNSにアップして誰にも反応されなくてもめげることなく練習を続けていきたいと思っています。

・・・げど、本音を言うとやっぱりちょっとくらいは「いいね」とかして欲しいな~なんて思ったりもする、絵だけでなくて人としてもまだまだ未熟な人間なのでありました。

では、また!

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