転園した理由①
5歳の男の子(年長)と3歳の女の子(年少)がいます。
それぞれ1歳2か月のときから、近くのAこども園に入園しました。
そして、今年の4月末をもって2人ともAこども園を退園し、5月からBこども園に入園しました。
転園したのは息子が年長に、娘が年少に進級して1か月後でした。
娘は新しい体操服を買ったばかり。お道具箱なんて、1回も使っていませんでした。
息子はAこども園に4年間通っており、卒園まで残り1年を切っていました。
そんなタイミングでなぜ転園したのか(せざるを得なかったのか)を書きたいと思います。
何も考えていなかった時期
息子が入園した2020年4月は、コロナが広まり始めたころでした。
それまでは送迎の際、園内に保護者が出入りしていたらしいのですが、息子が入園したときには感染対策のため、保護者は玄関でこどもと荷物を引き渡すだけになっていました。
1歳児クラスのときは、息子が初めての子ということもあり、こども園や保育園とはこういうところなのか、と認識していっていました。
2歳児クラスのときは担任の先生がとてもいい先生でした。
でも、目の前のいい先生だけを見ていて、園の様子は目に入っていませんでした。
年度終わりの日に、その先生から辞めることをこっそり伝えられ、とても不安になったのを今でも覚えています。
息子が3歳児クラスになるときには娘もAこども園に入園。
息子が進級する前に
「3歳児クラスから〇〇先生のサッカー教室が始まるのでサッカーボールを購入して持ってきてください」
と言われたので指定されたボールを買ったのに、教えてくださる先生が転勤になり、一回もサッカー教室がなかったことについてはモヤモヤしました。
しかし私も仕事に復帰し、てんやわんやな日々になったこともあり、今となってはあまり記憶もありませんが、子どもたちは担任の先生に恵まれて楽しく通っていたように思います。
ようやく気付き始めた時期
おや?と思ったのは2023年4月。
息子が4歳児クラスに、娘が2歳児くらいになったときです。
それまでいらっしゃった先生方を見かけないことに気付きました。
周りのおかあさん方の話によると、昨年度、わかっているだけで11人の先生方が退職されたとのこと。
そして夏になる前に担任をもっていた先生がまた1人退職され、ここにきて私もようやく「何かおかしいぞ」と思うようになりました。
結局、2023年度は少なくとも7人の先生が退職されています。
多くの先生方が退職されたことはわかっているのですが、実際に何人の先生が退職されたのかはわかりません。
なぜならば、Aこども園は何人の先生がいるのかも、担任以外の先生の名前も保護者にも伝えない方針だからです。
この年に行われた保護者会での園長の発言によると、
「プライバシーの問題があるから、先生方の名前を園だよりに載せたり、園内に張り出したりすることはできない」
とのことでした。
園児の名前は園だよりに載せているのに、先生の名前はプライバシーを理由に載せない。
園児より先生を大事に考えているということでしょうか。
「先生は名札を付けているから、名札を見たら名前はわかりますよね」
ともおっしゃっていましたが、ほとんどの先生は名札をつけていませんでした。
そのことを保護者が指摘すると、
「抱っこするときに危ないから」
と先ほどの発言とは矛盾する言い訳をしていましたが、
「名前を書いたガムテープを張る方法でもいいので、名前がわかるようにしてほしい」
と言われると、その保護者会後1週間くらいの間だけ、先生方は名札を付けていました。
今年の1月から転園に向けて大きな出来事が続くのですが、続きは次回にします。