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子どもの習い事で失敗した話

子どもの才能を伸ばしたいと、どの親も思います。
わたしもそんな親のひとりです。

今回は、子どものためにと思ってやったけど結局上手くいかなかったお話です。

才能を伸ばしたい

「わたしの娘は落書きが好き、絵を描くのが好き」

と、わたしは感じています。

本人は別に好きじゃないと言っていますが、
嫌いではないと思ってます。
実際、私が買い物メモを置いておくと
高確率で落書きされます(笑)

そんな娘の描く絵が私は好きです。

この才能を伸ばそうと、年中さんの時に絵画教室へ行くことにしました。

とりあえずやらせてみる

ちょうど、近くの児童館で絵画教室が開かれていたので見学に行きました。
普段あまり使わない絵の具を使えるのが魅力的だったようで
「お絵かき教室行く!」とやる気満々です。

あまり使ったことのない絵の具を使って楽しそうでした。

しかし、お絵かき教室の時間が長いというのがちょっと問題でした。

教室は土曜日の午後に好きな時間に来ていいよというものでした。

教室の流れはこんな感じです。

  1. クレヨンで下書きを描きます。テーマがあるときはテーマに沿って、ないときは自由に描きます。

  2. 先生にチェックしてもらいます。

  3. 修正するところは修正してから、絵の具で塗ります。

  4. 先生にチェックしてもらいながら修正したりします。

これで、だいたい2時間くらい。

年中さんの娘にはちょっと長かったかな。
後半になると、集中力も切れて「お母さん塗ってー」と言い出す始末。

辞めてみる

2カ月くらいは通ったけれど、
「お絵かき教室は行かない」と何度か言うので辞めました。

今回失敗した点は2つ。
1.時間が長すぎた
2.自由に描くことができなかった

「2番目の自由に描けない」というのは、普段の娘を見ていて思ったことです。

幼稚園ではいろいろなものを作ってきます。
「おひなさま」など、テーマが決まっていて作るものもあるけれど、
特にテーマはなく、自由に作ってくることもあります。

自由に作った作品は、その時の感情や思いつきで作られているんだと思います。

幼稚園年長の時に作った作品

小学2年生になった今は、自分の気持ちも上手に話せるようになりました。
そして、こんなことを言っていました。
「図工嫌いなの」

話を聞いていて分かったことがありました。
テーマを与えられると、どうすればいいか分からなくなって困ってしまうようです。
でも、普段お絵かきしているのを見ると、すらすらと心の中の事を絵に描いているように見えます。

改めて考えさせられると、どうすればいいのか分からなくなっちゃうのかな?

そんな娘は、感想を聞かれるのも苦手です。
勝手に感想を話すこともあるので、思ったことや感じたことはあるはずです。
ただ、改めて聞かれると思考停止してしまうのかな。

娘のことを理解してきた

今回の事を通して娘について、なんとなく理解が深まりました。

もう8年一緒に過ごしてきているけど、
娘の気持ちは分かっているようで分からないことも多いですね。

これから、どこまで娘のことを理解できるようになるか楽しみです。

とりあえず、親の私に出来ることは、娘が楽しく自発的に活動が出来るように導くことかな。

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