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精神保健福祉士をしています。 仲間との勉強会の報告を中心に、感じたことなどを記録してい…

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精神保健福祉士をしています。 仲間との勉強会の報告を中心に、感じたことなどを記録していきたいと思っています。

最近の記事

こぐれ学園の魅力

R4年5月10日 zoomにて ウェルフェアズパーク勉強会 勉強会は群馬県にある「学校形式のデイサービスこぐれ学園」の学長小暮康弘先生でした。 元々、大学教授で古典文学を教えていた小暮学長。様々な流れを経て「介護保険で通える大学」を設立しました。 ここはどこ?私はだあれ? 認知症者(以下本人)は、2%以上の脳の萎縮によって短期記憶を犯し、症状が発症する。「まだごはん食べてない」「今日は何日だっけ?」「ここは一体どこなんだ」という、関わる側が困ってしまう症状で本来の本人を

    • スクールソーシャルワーカーの役割と専門性について

      2023年9月28日(木) ZOOMにて ウェルフェアズパーク勉強会 2008年から法整備され走り出したスクールソーシャルワーカーという役割。アメリカでは100年も前から存在していたという。 2024年の児童福祉法改正を目前に注目が集まっている役割なのではないでしょうか? 発言者は吉岡小百合さん。山形県でスクールソーシャルワーカーとして活躍されている彼女より、スクールソーシャルワーカーの役割、大切にしていることなどを、じっくり聞かせていただきました。 環境に働きかける

      • 「ともにいきる」強さとは?

        R4年3月に開催されたウェルフェアズパークは「里・つむぎが目指す福祉とは」のタイトルで講義をしていただきました。登壇者はNPO法人里・つむぎ八幡平、一般社団法人すばるの二法人の代表をされている高橋和人さんです。 「バレーボールのリベロのように・・・」 以前の職歴は福祉とは全く違う畑だったという高橋代表。「人の心を学ぼうと思った」と、福祉の世界へ飛び込んだそうです。 飛び込んだ福祉の世界は、利用者を支援者のフレームの中で捉え当てはめようとする「縦割りの制度ビジネス」だったと

        • はじめまして。

          福祉系の大学を卒業後、ずっと精神科病院の精神保健福祉士として働いてきました。 若い頃のやる気に満ちてとんがっていた日々は、いつの間にか「母親」という新しい役割を持つ中で少しずつ丸くなっていきました。 とんがっていたかった自分。 まるくなって、新しい発見ができた自分。 どちらも大切な自分。 でも、やっぱりほんの少しだけ、何かが足りない。 そんな時に、ウェルフェアズパークに出会いました。 ウェルフェアズパークは、福祉事業所を立ち上げた友人が、 「日本の福祉をもっと良くし

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