生咲レイ

キザキです、お口に合えばいくらでもどうぞ

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    生咲のエッセイまとめ

最近の記事

誕生日らへんはいつもザワザワというかザラザラする

    • 【エッセイ】プリンアラモードはおふたりで

      最近「やりたいことリスト」を日々更新するようにしている。 経験でもいいし、欲しいものがあればそれを買うでもいい。気になっていた本を読むでもいい。 とにかく自分の「やりたい」を見える化してみている。 ここで注目したい私得私的画期的ポイントは、「私はまだこんなにもやりたいことがあるのだ」と知ることができるところだ。 そしてそれらは「やりたいこと」であると同時に「未来を生きる理由」でもある。 4年前、そんなこと思いもできなかった私にとって、これらは大いに画期的なのである。

      • 【エッセイ】ボーン

        急に胸が苦しくなって息ができなくなる。 病的なものではなくて、いわゆる「ノスタルジック的で自己陶酔的な胸がギュッとなる何か」であるので、ほっといてもらえばそのうちケロッとするのだが。 だが、そんな思いを、3年も、続けている。 新しい生活スタイルになって1年が過ぎようとしていた。 ちゃんとご飯も食べれているし、仕事もできているし、生活になんら問題はない。 このまま今の恋人とも結婚すると思っている。 そう友達にも言っている。 「めっちゃ順調じゃん!」 でも、ずっと心には

        • 久々に、創作欲が、ふつふつと。

        誕生日らへんはいつもザワザワというかザラザラする

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          3月が秒で過ぎていったしもう夏やん

          3月が秒で過ぎていったしもう夏やん

          【エッセイ】縁と緑って似てる

           インスタを久しぶりに開いたら、数回ご飯に行ったことある同級生が、結婚式を挙げていた。  そのストーリーには知っている同級生が何人か参列していた。そこには確かに幸せが存在していて、誰もが笑顔だった。  そして、私がストーリーで今これを知ったということは、私はこの結婚式に参加していなければ、呼ばれてもいない。 少しだけ、ほんの少しだけ、心がざわついた。  学生の時に数回ご飯に行ったことがある。ただ、それだけ。  そりゃ呼ばれないだろうよ。毎日連絡取るような関係で特別にめち

          【エッセイ】縁と緑って似てる

          枯れた花には花を

          「結婚しよう」 そう彼から言われたとき、直感的に躊躇した。 正直「はい」と即答できなかった。 理由は本当にこの人でいいのかと迷ってしまったからだ。 「結婚する前はやっぱりこの人で本当にいいのかなってマリッジブルーみたくなったりしたよ~」 交際から6年経って最近結婚した友達の言葉をなぜか思い出した。その友達もプロポーズされたときは躊躇したんだろうか。 でも私は「はい」と答えた。 そうやって話していた友達の左手に光る結婚指輪を見て、やっぱり羨ましくもあったのだ。この

          枯れた花には花を

          隠れて泣くのももうしんどい

          隠れて泣くのももうしんどい

          最近自然に触れたくて仕方ありません。

          最近自然に触れたくて仕方ありません。

          【エッセイ】丁寧な朝を撫でる

          朝、いつも通り6時に目覚める。 今日は休日。同居人はまだ起きてこない。 ドアを開けると秋の朝の風に撫でられる。 「さむっ。」 今の時期は朝と晩が少しだけ冷える。 新しく買ったお気に入りの椅子に座ってみる。 「んにゃあ。」 膝に乗ってきた愛猫を撫でる。 猫はいい。あったかくて柔らかい。 そうしてしばらく撫で続ける。 撫でる。 撫でる。 しだいに愛猫と一緒に微睡んでゆく。 ゆっくりと、微睡んでゆく。 ゆっくりと。 ゆっくりと。 「いってきまーす!」

          【エッセイ】丁寧な朝を撫でる

          書きたいことはたくさんあるけど体が追いつかない。要は夏バテです。

          書きたいことはたくさんあるけど体が追いつかない。要は夏バテです。

          可愛くない女

          いくら大切な人の前でも弱音は吐きたくない。 そう思う女は可愛げがないことはわかっている。 でもどうしても貴方の前では飄々としていたい。 情けない気持ちとぐちゃぐちゃな顔を見られたくない。 見せてしまったらたぶん私は今後あなたに甘えてしまうから。 大切な人の前では格好つけたいもの。 今日、貴方に隠れて泣いた。 どうか気づきませんように。

          可愛くない女

          もうあの頃には戻れないことを自覚した途端、涙が出てくるのはなぜだろうか。未来なんて見る気にもなれない。いつだって邪魔してくるのは過去の自分だ。

          もうあの頃には戻れないことを自覚した途端、涙が出てくるのはなぜだろうか。未来なんて見る気にもなれない。いつだって邪魔してくるのは過去の自分だ。

          【エッセイ】「」

          世界は思っているよりずっとクソだと思う瞬間は、生きている中でたくさんある。 できれば仕事も家事もしたくないし、一生遊んで暮らしたい。 でもそうしてばかりだとお金は無くなっていくから働かざるを得ない。 世界にはお金を持っていてずっと裕福な人がたくさんいる。 Youtuberみたいに自分のやりたいことで稼ぐ人がたくさんいる。 自分を商品にして、生活スタイルを公開してお金をもらうインフルエンサーがいる。 好きなことを仕事にしてお金をもらえる人も、もちろんいる。 だけど

          【エッセイ】「」

          紅茶の致死量

           目の前の就活サイトに目を凝らす。  やる気を出そうとお洒落ぶってポットで淹れたアッサムのミルクティーが盛大にお腹で暴れている。3杯分も飲んだらそらお腹もびっくりするだろうよ。  私の場合、何か作業をするときは飲み物が欲しくなってしまう。私の場合はそれが紅茶。特に牛乳や豆乳を入れてミルクティーにするのが好きだ。 プルルル。 「はい、」  今日も誰からか分からない電話を取る。最初はご丁寧に電話番号を登録していたが、それももう疲れてしまった。 「…はい、はい、失礼いたし

          紅茶の致死量

          これはフィクションです。

          「普通に生きていたら太らない」 そんなツイートを目にして思わず「は?太るだろ」と声が出ていた。 普通に生きていたらそりゃ太るだろ、てめえはマクドナルドとか知らんのか。 美味いものがたくさん蔓延るこの世の中で、特に美味いものは太る原因になりうる。カロリーも高いし脂質や糖質も多い。 それは分かっているし、食べすぎはよくない。でも普通に生きていたら太るだろう。 世の中には美味いものが山ほどあるんだ。 そんな美味しいものを知らずに死ぬなんてなんてもったいないんだ、と思う。

          これはフィクションです。