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単語帳を10周しても口から英語が出てこない①

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。

「英語は話せないのは単語力がないから」
そう考えて単語帳を買いに行く。

毎日、時間を決めて覚えていく。
日本語を見て、英語を言って。
英語を見て、日本語を言って。

1周したけど忘れてるのも多いし、
もう1周してみよう。

う〜ん、まだ定着しない。もう1周。

大体覚えてるけど、念の為もう1周。

「そうこうして気がついたら10周も同じ単語帳をやっていました」

これは実話です。この生徒さんだけでなく
同じ単語帳を何回もやって、
それでも英語が口から出てこない、
と悩む方は多いのではないでしょうか。

どうして、そんなことになってしまうのか
どうしたら一歩先に進めるのか
を考えてみたいと思います。


「覚える」「訳す」の英語学習を
極めすぎると、口に出すのに緊張を
感じるようになる。

この現象を多々、目の当たりにしてきた。

真面目に単語帳を覚えようとして、
「覚えたかチェック」するプロセスを
繰り返していく中で

間違えた→やり直し→悪いこと

思考が強化されてしまうようです。

英語を話すことの1番のブレーキが
「間違いを恐れること」

この言葉を耳にしたことはありませんか?
誰しも間違えて恥をかきたくない、
そう感じると思います。

でも語学を学ぶ場面では、
「旅の恥はかき捨て」
と考えてみてください。

語学を学ぶことは、ある種、旅路です

恥はかき捨てて、いきましょう。
気持ちを切り替えるのは
すぐには出来ないかもしれません。

でも「旅の恥はかき捨てだぞ〜」と
心の中で唱え続ければ、きっと
良い変化を感じられるはずです。

私自身も
「誰も私の英語の間違いなんて聞いてない」
そう思えた時に一皮剥けた記憶があります。

実際、今でも英語の文法的間違いに
気がつきながら話していることもあります

教える身として、破茶滅茶で話すことは
憚られますが、多少の間違いは
恥ずかしいことだと思っていません。

こんなふうに思えるようになるのに
長い年月がかかりました。


でも、「間違えても大丈夫」と自分に
暗示をかけることは、今すぐできて
試して損のない方法ですよ。

思いのほか長くなったので
今日はここまでにします。

まとめ:

単語帳をグルグルと回しすぎて
陥るワナは、「間違いが悪」と
思い込んでしまうこと。

これは心掛け次第で、変えていけます。

気持ちはすぐには変えられなくても
自分へかける言葉は、すぐに変えられます。

「旅の恥はかき捨てだぞ〜」と心の中で
唱えて、「間違いが悪」という
暗示を解きましょう。

明日は、単語帳学習の
もう一つのワナと解決策を
考えてみたいと思います。

もし良かったら続編もご覧ください。

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