【英語学習】完璧な学習計画のワナ
英語を学ぶ人にとって大切なものの1つに
学習計画作成がある。
毎日なにをどれくらいやって、
1ヶ月、3ヶ月、1年後までには、
ここまでやりましょう、という計画。
なかには「学習計画だけ立ててほしい」と
サービスを申し込む人もいます。
そんな強い期待が感じられます。
学習計画を作るときに考えることは:
まず、長期で作りすぎないこと
やってみると「こうした方がいい」とか
「やっぱり日曜日は時間が取れない」とか
いろいろ出てくるから。
次に、身の丈にあった計画であること
野心的すぎるのはオススメできない。
自分の毎日にフィットするかが大切。
今日は、「この2点、やっぱり大切だな」と
感じた夫との会話をご紹介します。
夫は現在、教育機関で働いていますが、
彼の学歴?勉強歴?たるや惨憺たるもの…
3浪2留、世間一般の人から5年おくれ。
そんな彼いわく
例えば、ある年の夏休み前
「2ヶ月で生まれ変わってやる」と奮起
2ヶ月後に、「なっていたい自分」を想像し
ワクワクしながら学習計画つくり。
理想像をイメージしているから
やる気もMAX。
2ヶ月後までに…
この文法書を2周、あの単語帳を2周、
長文読解を2周やれば素晴らしい自分に!
ということは…
1日にやらなくちゃいけないページ数は..
自分が1日にできる量じゃなくて
2ヶ月でこなすべき量から逆算して
学習計画を立てるから、超野心的。
1日12時間、休憩も少なくキツキツ
たった2日で「もうだめや〜」
これじゃ、2ヶ月後に「なりたい自分」に
なれない。マズイ…
振り出しに戻る
もう一度、学習計画を立て直す。
そして、1回目とほとんど変わらない
超野心的な学習計画が出来上がる。
この先はお分かりかと思います。
話を聞いていて、
そんな感じで、ひと夏で何度も学習計画を
練り直していたそうです。
この夏だけじゃなくて、ある年の冬も
ある年の春も、ある年の秋も…
夫いわく、
本当でしょうか…
うちの幸せトンボの中3息子でも
どこかの段階で気がつきそうだけど。
「なりたい自分」を想像するのは
英語をやるのに、とてもプラスだと
感じています。
でも、「なりたい自分」から逆算した
完璧な学習計画がうまくいくことは多くない
多分、かなり野心的になってしまうから。
計画を立てて、それが崩れると
「あ〜、もうだめだ」ポキっと折れる。
そうならないよう、
実行可能な身の丈に合った計画を立てたい。
しかも、最初は1週間プランがオススメ
もしくは、2週間。
2ヶ月、半年と長期のプランを作ると
それを変えることが悪に感じてしまう。
挫折みたいに感じる。
仕事しながら、家事をしながら、
自分の日常生活を送りながら、
無理なく続けられる計画を立てよう!
コツは、身の丈に合った短期計画にすること
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?