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ガジェット愛

ガジェット系YouTuberという呼称をよく耳にするようになった。

話はいきなり逸れるが僕は外国語は外国語、日本語は日本語として分けて理解する脳構造なので日本語の中に流行りの英単語が混ざることに非常に違和感を覚える。その裏に説明が面倒臭い事象は全て英語に置き換えて責任転嫁しているような空気を感じるというのも一つの理由かもしれない。

さて、本題に戻ろう。

ガジェットとはそもそも何だろう?

「gadget」の意味
「gadget」とは、一般的に小型で便利な機器や装置を指す言葉である。特に、電子機器やコンピュータ関連の製品に対して使われることが多い。スマートフォンやタブレット、ウェアラブルデバイスなど、日常生活で利用される様々な電子製品が「gadget」の範疇に含まれる。
「gadget」の発音・読み方
「gadget」の発音は、IPA表記では /ˈɡædʒɪt/ となる。IPAのカタカナ読みでは「ガジット」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「ガジェット」と読むことが一般的である。発音によって意味や品詞が変わる単語ではないため、特別な注意は必要ない。

Weblioより

だそうだ。

古くは色んな能力を持った選ばれし者たちが力を合わせて悪と戦うお話。最近では華麗に変形したり合体したりするロボット達が活躍するお話。そんなものの延長線上にガジェットの類は存在しているのではないか。

ちょっと癖があって使いにくい不恰好な道具の方が味があって僕は良いと思うのだが、デザインが洗練され頗る機能的なガジェットが巷には溢れていてついついそちらの方を手に取ってしまうのは自分の中で辻褄が合っておらず朧げな背徳感もそうさせる要因の一つかもしれない。

「僕は今イケナイ事をしている。オンボロの時代遅れなロボットよりもカッコいい流線型の合体ロボに惹かれてしまうのだもの。」

まぁそんなくだらない分析などどうでもよくて、僕が最近ハマっているのはカメラの周辺機器をとにかく快適且つ機能的にするということ。ジンバル・三脚・撮影ライト・マイクなどを一通り揃えたものの肝心のカメラとドッキングさせる際にバタバタとカッコ悪い挙動をしてしまいがちで、どうにかして改善したいとガジェット系YouTuberの動画を観漁っていたら「クイックリリースプレート」なるものの存在を知り、恐る恐る試しに買ってみるとこれが素晴らしい。

カメラやライトの底面に予めプレートを付けておくと三脚やジンバルにワンタッチでカチャッと装着完了。これはまるで夢にまで見た合体ロボではないか!ウィーンガチャンと独り言を発しながらニヤニヤと機材を組み立てているオッサンは傍目には滑稽でしかなかろうが本人は喜んで小学生に原点回帰しているのである。

そっとしておいてほしい。

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