見出し画像

ファレホのシリーズ

ファレホのシリーズ
ファレホには大まかに5種類のシリーズがあります。
厳密にはいろいろ区別がありますが、違うのは濃度と思っておけばよく、要するにエアブラシに投入する際の溶剤比率が異なります。しかし互いに混色できますし、海外性塗料ですからロットばらつきも相当ありますから、あまり違いを意識しすぎる必要はありません。同じ色名でもシリーズによって少し色目が異なる場合もありますから、要するに欲しい色を探し出すと、結局はシリーズの違いを超えて縦横無尽に横断して色を探すことができます。

【1】モデルカラー

標準シリーズで最も色数が豊富です。ただ筆塗メインですので濃度が濃いです。私はエアブラシでの塗装が面ですので、他のシリーズで色が見つけられなかった時にのみ選ぶことにしています。

【2】ゲームカラー、ゲームエアー

ファンタジー系の派手な色目が多いです。ガンプラに使える色も多数。私は選ぶ場合はエアブラシ向けにに希釈されたゲームエアをできる限り選んでいます。

【3】モデルエアー

エアブラシ向けに希釈されたシリーズですので、エアブラシでは最も扱い易いです。モデルカラーの次に色数が豊富ですが、基本的にミリタリー系の色が殆どです。ただ長期店頭在庫品はドロドロになっているものもあり、注意が必要です。

【4】メカカラー

日本向けに開発されたと言われていますが、、筆塗りとエアブラシ両用という設定ですので、モデルカラーとモデルエアの中間的な濃度になっています。色数が少ないのが難点です。最大の特徴は塗膜が固いこと。他カラーが塗膜が硬化後もやや粘りがありますが、メカカラーは塗膜硬度が高めです。これはサーフェイサープライマーやクリアーにも言えることで、このシリーズの塗膜は固いので、動かさないモデルが前提になります。新シリーズですので店頭在庫に古いものがなく、ドロドロになっているものに当たったことがありません。私も多用しているシリーズです。

【5】ウォッシュ

基本的にウォッシング・墨入れ専用塗料です。ややこしいのが一つのシリーズではなく、ゲームカラーとメカカラーにもウォッシュがありますし、容量の多いモデルウォッシュというシリーズもあります。

【6】その他

各シリーズ共通のサーフェイサープライマーとクリアーコートがありますが、メカカラーには専用のサーフェイサープライマーとクリアーコートがあります。なおメカカラー専用品は少し高いので、これを絶対に使う必要はありませんし、他シリーズの下地としても使えます。要するにあまりシリーズの違いを意識する必要がないのです。私は塗膜が固いほうが好きなのでいずれもメカカラーのシリーズを使っています。また金属色専用のメタルカラーもありますが、こちらはアルコールが入っているようですので、やや臭うかもしれないと思い、私は使ったことがありません。

結局はシリーズの違いを意識する必要がなく、そうなると色のチョイスは600~700色くらいあるのではないかと思います。これがファレホの魅力の一つかもしれません。しかしこれだけ色数があると探しきれないという部分が正直ありますが、、、

ブログ村ランキングに参加しています。クリック頂けると励みになります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?