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それって順番が逆になってません?

順番って意外と大事です。ゆでたまごを作るとき、たまごをゆでる前にたまごを割ってしまっては、ゆでたまごは作れません。たまご焼きだって、たまごを割る前に焼いてもたまご焼きにはなりません。

たまご料理だったら順番は間違わないけれど、人生では意外と順番が逆になっていることってあるかもしれません。

例えば、やる気が起きないから動けないとか。残念ながらやる気というのはやり始めないと出てこないものです。順番が逆なんです。一歩でもやり始めれば少しずつやる気が出てくるんですが、悲しいことにその一歩を踏み出すやる気が起きない(笑)

こういうときってありますよね。ではどうしたらいいのかというと、最初の一歩をできるだけ小さくすることです。よく言われることですが、0から1がいちばんエネルギーを使います。

その一歩を大きく踏み出すのは大変です。なので、できるだけ小さな一歩にします。ちょっとでも動き出せれば、そこからやる気が生まれます。やる気が起きるまで何もしなければ、やる気は出てこないと思います。

他にも、文章を書くのもそうかもしれません。書きたいことがあって書くというよりは、書き始めることで書きたいことが浮かんでくるものです。

もちろん書きたいことが先にあって書くときもあります。ただ、そんなときって意外と少ないものです。それに書きたいことがあっても、それでやる気が出るとは限りません。頭では書きたいことがあっても、先延ばしにしてしまうことだってあります。

なので、書きたいことがあってもなくてもとりあえず書き出してみる。書くことが思いつかないなら、「今日は書くことが思いつかない」ってまずは書いてみる。こうやって手を動かしてみると、頭も動き出してきます。すると意外と書けたりするものです。

やる気がないから動けない。書くことがないから書けない。こんなふうに「⚪︎⚪︎がないから△△できない」というときは、実は順番が逆なのかもしれません。

本当は、動かないからやる気が出ない、書き出さないから書くことが思いつかないんです。なので、小さな一歩を踏み出してみましょう。最初の一歩はがんばりが必要かもしれないけれど、それは最初だけです。

動き始めればやる気が出てくるし、書き始めれば書くことが思い浮かんできます。

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