考えるときにいちばん最初にした方がいい質問

考えるときに重要なのは、
考え方よりも質問です。

思考の方向性は、
質問によって決まります。

なので、
どう考えるかという考え方は、
結局のところ質問によって大きく左右されます。

悩みごとを考えていても、
頭の中でぐるぐるしているだけで全然進まない。
そんなことってよくあります。

なかなか解決できないからこそ悩むわけで、
すぐに解決できるようなら、
それは悩みごととは言わないかもしれない。

悩みごとがあると、
「どうやって解決しよう？」と考えるのは、
ごく普通のことだと思います。

だけど、実はここに悩みごとがなくならない
根本原因が隠されていることもあります。

それが質問です。
「どうやって解決しよう？」というのは、
解決策を考える質問になります。

なので、
出てくる答えは、
ああしたらいい、こうしたらいい
という解決策です。

もちろん
出てきた解決策が
ぴったりはまることもあります。

だけど、
解決策はわかっているけど、
なんかスッキリしないということも
ありませんか。

悩みごとが解決できれば、
人生が変わるとか
幸せになれるとか考えがちですが、
必ずしもそうではないです。

悩みごとを考えるときに
いちばん最初にした方がいい質問は、
「どうやって解決しよう？」
ではありません。

いちばん最初にした方がいい質問は、
「自分はどうなったらいいと思うか？」
です。

悩みごとがあると、
それを解決したいと思うものですが、
もっと視野を広げて考えてみると、
目の前の悩みは実はそんなに
重要ではないかもしれません。

重要なのは、
自分がどうしたいかです。

それによって、
その先考えることが自然と変わります。

なりたい自分や、
理想の人生を目指すのに、
目の前の悩みは関係ないかもしれません。

悩みごとがなかなか解決しない場合は、
「自分はどうなったらいいと思うか？」
これを考えてみましょう。

意外な答えが出てくるかもしれません。