ちょこぼうや

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最近の記事

生きることと、嫌われること。

喧騒を離れて、すこし。然程、世界は回ることに気づいた。どうやら明日は日曜日らしい。 そうだった、ちょうど1週間前、朝起きると体が動かなくなっていた。 愚痴っぽくなるのは嫌なので深くは書かないが、周りからの期待に応えるという覚悟と労働時間と対偶がアンバランスに過ぎる余り、私は自らレールを降りた。 私がいないと回らないとさえ思い込んでいたそれは、別に私じゃない誰かが酷な労働をすることで回っていると聞いた。皮肉なものだ。 人間とはつまり、自分で自分の価値を知ってこそ、息が出

    • 自分 じぶん ME

      この世に自分というものについて語ることができる人はどれぐらいいるのだろうか。 わたしは。答えられない。 いつか買った白いノートを引っ張り出して自分を知る30の質問というものに答えてみた。 その中に「あなたが誰かにアドバイスできるとしたら何を伝えますか」という項目がった。 その瞬間だった。ここ最近抑えていた感情が昂って、自分でも驚くほどに泣いた。顔をくしゃくしゃにして、ひとり、部屋で泣いた。 「18歳の自分に、アルバイトばかりしないでと、家族の時間を大切にしてと伝える

      • 知るということ。

        久しぶりに町の本屋へと出かけた。 思えば本を読むことから遠ざかっていた、特にここ数年は。 社会に出てから3年が経つが、自己成長に焦りすぎていた20代前半は、本屋に行くと焦燥感がワクワクと同じぐらい、いやそれ以上に心を埋め尽くした。 自己成長に繋げなければと思うほど足が向くカテゴリは多くて2つに限られていたし、読みもしない本を購入しては「成長意欲が高い自分」に陶酔していたのだ。 その本が今部屋でどうなっているかなんて想像することは容易いだろう。 それらの本を完読しない

        • 愛するということについては。

          はじめまして。 25歳。ちょこぼうやです。 好きなものは 家族。クリスマス文化。ドラえもん。音楽。犬。冬景色。 小さい頃はイマジナリーフレンドがいて、その余韻を未だに引きずる、生きにくさMAXの社会人。 短所は腐るほど。不器用で頑固。ひとつのことしか出来ず、仕事は遅い。 そんなわたしの唯一の長所は、小さい頃から愛の本質に触れてきたということにあります。 18歳で高校を卒業すると、地元のとある名の知れた企業に就職をして、その頑固さを発揮しました。 社会は教えてくれ

        生きることと、嫌われること。