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詩集

23
過去に作詞した歌詞たちを、少し編集して詩として投稿しました。
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#言葉

他者

人は信用しちゃ、いけません 大丈夫そうだと油断して 気を許していると 「ズドン」 とやられま…

葉月怜
1年前
10

叫び

湧き出る泉が 紡ぐ言の葉 血を吐き叫べば 人は嘲る 涸れた泉が 捨てる言の葉 血を吐き叫べば …

葉月怜
1年前
4

鼓動

トク トク トク トク 命が削られていく 音がする 枕に押し付けた耳に いつもより早く打つそ…

葉月怜
1年前
2

君の姿を求めて

君の姿を求めて その名を叫んでも 声は空に消えるだけ 君の姿を求めて 記憶を開いても 悲しみ…

葉月怜
1年前
2

うたかた

君は、どうして約束したの 守る気も無かったくせに 君は、どうして優しくしたの 心にも無かっ…

葉月怜
1年前
3

道化

君が道化を演じるのは 思いやりの証 優しいね そうだよね もう、疲れたね #詩 #現代詩 #…

葉月怜
1年前
3

アリス

鍵穴から覗くアリス 此方のお庭に来たいのだね 来ないほうがいいのに 鍵穴から覗く瞳 透き通るような目を持つのだね 翳ってほしくないな 鍵穴から覗くアリス お庭は素敵に映るだろうね 何も知らずお戻り 鍵穴から覗くアリス 愛しいお嬢さん #詩 #自由詩 #現代詩 #純文学 #言葉 #人生 #アリス #世界観 

未来

鮮やかな影を拾った 手の中で影は踊る 光る首輪を自らつけて この身を未来へと捧ぐ  夢を描…

葉月怜
1年前
3

月は無言である 人がどれだけ傷つけあおうと 人がどれだけ憎しみあおうと 人がどれだけ後悔…

葉月怜
1年前
6

空を仰いだ ビルも、電線もない空を ああ こんなにも高く こんなにも広い空があるのに 私…

葉月怜
1年前
11

年の瀬

過ぎる年の瀬 追い立てられて 迎える始まり 凍てつく息と 晴れ着繕う 祖母の面影 夜明けよ…

葉月怜
1年前
3

さようなら、君よ

さようなら、君よ さようなら、愛よ 僕がどんなに求めても 僕がどんなに叫んでも 君に届くこ…

葉月怜
1年前
3

終幕

何度も壁にぶつかった 何度も回り道をした しかし それは決して無駄ではない 自分を知り、強く…

葉月怜
1年前
8

夕暮れ

街の明かりが 黙して揺らぐ ひとつひとつの箱の中で 自分を消して 群れに紛れる 宵闇に溶け、消えるように  想いは遥か遠く  笑い合うことさえ苦しく  あなたに近づくことも出来ない 街の明かりが 黙して揺らぐ 今夜もあすも黙して揺らぐ #詩 #現代詩 #自由詩 #言葉 #人生 #純文学 #切ない #夕暮れ