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瑠璃の部屋125

「大村智ものがたり」(馬場錬成)を借りた。
パラパラと拾い読みしたところでは、動物用の寄生虫に効く薬を開発したとかで、某社から3億円で権利を譲って欲しいと言われたが、断り、結果的に、そこから200億のロイヤリティを得たという箇所があった。どうも、そんな感じで人用にも改良され、ウハウハと収入を伸ばしているような感じである。(世のため人のためにしたことが結果的に…)。ぱぱっと開いた箇所を読んだだけなので、詳細は分からない。借りたので読んでみることにする。

アルハンブラの運指は、大幅に変えた。音符に示されたとおりに指を運んでいたら、うーん。なんと表現すれば良いものか。簡単にいうと「やってらんない」。

そもそも、この運指、作者本人が付けたとは思っていない。仮に、作者が付けていたとして、簡単にコピーできる平易なものであったら、弟子が取れないので、でっきるだけ難しくしているようにさえ思える。

まだある。日本製のギターは、日本人の手のサイズに合わせてネックが細めにできている。つまりだ、手のサイズが違うんだこれが。

ということで、昨日、せっせと運指を書き替えた。元の番号をシールで隠して、その上に自分用にアレンジした運指を書く。

結果、もしかしたら早い時期に仕上がるかもしれない

まぁ、2〜3年と見繕っていたのが1年になるかなって範囲ではある。
でも、元の番号だったら、弾けるようになったとしても音は雑になるから、やってみるだけの価値は大いにある。

「大村智ものがたり」の副題にこうある。「苦しい道こそ楽しい人生」
一見、良い言葉なのだが、なんかしっくりこない。ちょっと略しすぎかな。
そもそも、著者の馬場錬成が書いた言葉で本人の言葉では無い。
表紙の先生の写真が笑みにピースサインで、尚更、違和感。
自分なりにアレンジしてみた「苦しくもあり楽しくもあるのが我が人生」